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HandsUPのライブコマース

カテゴリ:ライブコマースの構成を練りたい 更新日:2022-07-13

HandsUPのライブコマース

HandsUPはライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」で有名な17LIVE株式会社が運営する伴走型ライブコマースソリューション。

17LIVEは5,000万人以上のユーザーを持つ、ライブ配信の先駆け的存在です。

17LIVE株式会社はその17LIVEの成功から得たノウハウを活かし、HandsUPを運営しています。

また、17LIVE株式会社はノウハウを活かすだけでなく、HandsUPと17LIVEの連携も図っています。

17LIVEは、”誰もが何かのアーティスト”というコンセプトで運営されており、誰でも簡単にライブコマースを実施できるプラットフォーム。

そのため17LIVEの配信者はほとんどが一般の個人です。

対してHandsUPの配信者は企業。

そこでライブコマースに出演する配信者を探している企業と配信を仕事にしたい個人を引き合わせるという役割も担っているのです。

HandsUPの導入企業は200社を超えており、中には株式会社ユニクロや株式会社ファンケルなど大手が名を連ねています。

伴走型とは?

HandsUPは単なる配信プラットフォームではなく、成功までの間コンサルティングを受けることが出来る伴走型ライブコマースソリューションです。

前述した17LIVEから得たノウハウを基にするスタートアップのアドバイスは多くの企業を成功に導きました。

また、スタートアップ期以後も出演スタッフの育成や集客ノウハウ提供など、売り上げ最大化に向けたサポートを行ってくれます。

配信ツールとしてのHandsUP 

配信ツールとしてのHandsUPは以下のような5つの特徴を持っています。

①インタラクティブ機能

ハートボタンやアンケート機能、抽選機能などより配信を盛り上げるための機能が備わっています。

②ブロック機能

NGワードやブラックリストの人物をブロック機能を搭載しています。

③ダウンロード

一度配信した動画をダウンロードし二次利用することが可能。

SNSにアップするなど、様々な活用方法があります。

④EC連携機能

自社のオンラインストアを連携させて、ライブコマースを行う事が出来ます。

また、自社オンラインストアを持っていない場合には簡易的なオンラインストアを開設することが可能です。

⑤カスタマイズ可能

配信ページは簡単にカスタマイズ可能。

自社にあった雰囲気に作り替えることができます。

HandsUPを導入している企業

株式会社ユニクロ

株式会社ユニクロは1974年に創立、山口県に本社を構えるファストファッションの代表的存在の企業です。

ユニクロのホームぺージによるとユニクロ(UNIQLO)というブランド名は、「ユニーク・クロージング・ウェアハウス(UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE)」を略したもので「ユニーク(独自の)」「クロージング(衣類)」「ウェアハウス(倉庫)」には、『ほかでは買うことのできない良いカジュアルファッションを、お客様が自由に選び買うことができる』ブランドという意味があるそうです。

そんなユニクロがライブコマース「UNIQLO LIVE STATION」を始めたのは2020年12月。

ユニクロオンラインストア、ユニクロアプリ、着こなし発見アプリ「StyleHint」で配信されています。

ユニクロの初めてのライブコマーステーマは「セールでこれ欲しい」でした。

スタイリストの福田麻琴さんとファッションモデルの五明祐子さんが出演し視聴者とのリアルタイムの会話を楽しみながら商品紹介をされていました。

2021年1月には2回目の配信が行われスタイリストの山本あきこさんとメンズファッションバイヤーのMBさんが登場。

その後も定期的にライブコマース配信が行われ、6月にはゲストとして女優の今田美桜さんが出演。今田さんのファンを始め多くの若年層がライブに参加し大好評でした。

現在ではライブコマース専門の部署まであるほどライブコマース事業に力を入れています。

ユニクロのライブコマースの特徴は人気モデルやスタイリストとコラボする企画が多く、全身コーディネートが分かりやすいようにスマホ縦配信になっている点です。

スマホの縦画面に合わせることで、全身を映すだけでなくより気軽に視聴できるよう工夫されているのです。

また、ユニクロと同じファーストリテイリング傘下のジーユーもHandsUPを導入しています。

ヤーマン株式会社

美容機器の販売で名高いヤーマン株式会社は美容機器と化粧品の販売を行うライブコマース「YA-MANライブショッピング」を2020年9月に日本向けにスタートさせました。

これまでヤーマンでは中国の大手のECサイト「Tmall」で製品PRを週に3回行っており、ライブコマースの特徴である双方向のコミュニケーションを活かした詳しい製品説明が高評価を獲得していました。

そのためライブコマースのノウハウを日本でも活かす形となっています。

配信はライブを見ながらヤーマンのオンラインサイト「ヤーマンオンラインストア」に移動して商品を購入することができる仕様となっています。

株式会社ファンケル

中国をはじめ、香港、台湾、シンガポールなどアジアで絶大な支持を得ているファンケル(FANCL)もライブコマースを始めました。

ファンケルは、1981年に設立された横浜に本社を置く化粧品・健康食品の製造・販売会社です。創業した1980年以来ずっと主に無添加化粧品を製造販売してきました。

今でこそドラッグストアなどでも普通に販売されている日本の無添加化粧品は、ファンケルが火付け役だったようです。

そんなファンケルは2018年に中国の越境Eコマースに参入し好調に売り上げを伸ばしてきました。

2021年7月21日、新型コロナウイルス拡大の影響で、顧客の店舗利用が制約を受け、外国人観光客が日本に入国できないこともあり、新たなコミュニケーション手段の確立を目指してライブコマースを実施しました。

通販と店舗間の相互送客を容易にしてマルチチャネル化を推進してきたファンケルは、ライブコマースにより通販・Eコマースサイトに顧客を誘導する方針を掲げています。

いかがでしたでしょうか。

スタートアップ期以後も出演スタッフの育成や集客ノウハウ提供など、売り上げ最大化に向けたサポートを行ってくれるのは心強いですよね。ぜひ他の記事もあわせてご覧ください。

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