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これは、初めは「ライブコマース何それ?」だった食品メーカー勤務10年目の私A子がライブコマースができるようになるまでのお話の第16回目(最終回)「 ライブコマース本番はライブ感を楽しみましょう!」についてです。
ライブコマースについての調査を開始してから1ヶ月が過ぎました。
実は部長からおすすめのライブコマースアプリを紹介してもらい、つい先日私はライブコマースデビューを果たしました!!!
ライブは「自分好みの鍋を作ろう!」という内容でした。
ライブコマースを実際にやる前に「まずはシナリオを作ってみて」と上司に言われ、視聴者となるお客さんのイメージを想定し、配信者と視聴者の立場に立ってセリフを考え、ライブ限定商品の準備や商品を出すタイミング、金額設定に試行錯誤しました。
一番心がけた点は視聴者であるお客さんがクスッと笑ってしまうような、面白い内容にすることでした。
シナリオを書く前に数えきれぬほどのライブコマースを見ました。
多くのライブコマースを見て気づいたことは、商品を売りたい、というのが前面に出ている商品説明ばかりのライブコマースでは視聴者は飽きてしまうということでした。
ですから、ライブコマースを見た人が笑顔になるようなライブコマースにしようと思ったのです。
例えば、カニ鍋の材料を紹介するところでは
・昨日、漁が解禁された松葉ガニ、私が朝一番で競り落としてきました!
・家のおばあちゃんの畑で取れた野菜、本当は10,000円のところ今日だけ特別にプレゼントします。
・1つ5,000円のとり貝、安くします8,000円です。(視聴者のえ?というリアクションを待って)2つで8,000円にします。
など冗談を織り交ぜながらお客さんにツッコミを入れてもらうような感覚でシナリオを作成しました。
シナリオが完成したらライブの流れを確認、何度もリハーサルを重ねました。
そしていよいよ実際のお客さんに向けて本番!
当日のライブはシナリオ通りには行きません。お客さんからの質問やコメントに回答しているとストーリーはどんどん脇道へ…
お客さんのコメントに反応しながらも自分の伝えるべきことは伝えるよう流れを戻さなければなりません。
途中、商品写真がうまく表示されなかったり、パトカーのサイレンが聞こえてしまったりしたんですが、放送事故も結果オーライです。
その時のライブ感を楽しめるのがライブコマースの良さだと思います。
シナリオ通りの完璧なライブコマースではなく、人間味のある親しみやすいライブコマースにすること、それが私が大切にしていることです。
ライブコマースで目標を達成する道のりは決して容易くはありませんが、結果が出るまでやり続けることが成功への道に繋がっています。
視聴者は台本通りの完璧なライブを求めてはいません。
本当に良いライブコマースとは、視聴者とのコミュニケーションが活性化する応援と共感を呼ぶ自然体のライブです。
それには配信者のキャラクターを最大限に活かし表現し視聴者の心をつかむことが大切です。
沢山の視聴者にファンなってもらい、応援団になってもらいましょう!
モノではなくヒトを売り込むこと、「あなたから買いたい」と思ってもらえるようなライブコマースにぜひ挑戦してみてください!!
私も頑張ります!今回でライブコマースの教科書は最終回となります。これまでコラム:ライブコマースの教科書(全16話)を読んでいただきありがとうございました!
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