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YouTube動画初心者におススメ!
YoutuberやSNSでの発信を行う人が多い今、YouTube動画を自分のチャンネルでアップする人が増えています。
視聴者がYouTube動画を見る時にまず目が行くのがサムネイル。サムネイルで面白そうか面白くなさそうか判断されます。
投稿動画を見てもらうためには、サムネイル画像が最も大事。
魅力的なサムネイルであれば再生回数にも繋がっていきます。
今回は、動画を多くの人に見てもらうために必要なサムネイル画像作成方法やサムネイルに関連する知識を紹介します。
YouTubeサムネイルのサイズ、比率、解像度やファイル形式を把握して、クリックされやすいサムネイル画像を作成しましょう!
再生回数をアップさせるポイントや、おすすめツールも紹介します。
動画の再生回数を上げたりチャンネルの登録者数を増やしていくためにもポイントをしっかりと押さえましょう!
目次
まずはサムネイル作成に当たり、サイズや解像度などの基本情報のポイントを把握しましょう!
せっかく優れたサムネイルを作成しても、パソコンやスマホの画面上できれいに表示されなければ意味がありません。くずれてしまえば見栄えが悪くなり、クリックもされにくくなります。サムネイルをきれいに表示させるには、YouTubeで推奨されているサムネイルサイズや解像度などに合わせることが必須。YouTubeで推奨されている数値は下記の通りです。
・画像サイズ(容量)……2MB以下
・解像度……1280ピクセル×720ピクセル(最小幅は640ピクセル)
・アスペクト比(画像の縦横比)……横:縦=16:9
・画像のファイルの形式……JPEG/PNG/GIFなど
YouTubeのサムネイル画像は横長が基本です。縦長の画像はくずれて表示されてしまうため、もし縦長で作成してしまった場合は作り直しましょう。サムネイル画像を作成する際は、解像度を推奨の1280ピクセル×720ピクセルに設定しておくと便利です。画像サイズが2MB以上になるとアップロードができなくなり、圧縮が必要となりますが、1280ピクセル×720ピクセルで作成すれば2MBを超えることはまずありません。
16:9のアスペクト比は、YouTubeプレーヤーやプレビューでもっとも使われている比率です。1280ピクセル×720ピクセルで作成していれば、アスペクト比も自然と16:9になります。大多数の画像編集ソフトに対応していて使いやすいため、ファイル形式はJPGかPNGがおすすめです。詳しい画像の作り方や、興味を惹かれるサムネイルのコツに関しては、下のコラムをご覧ください。
コラム:知って得する!インスタ・Twitter・SNSのサムネイルサイズと作り方まで徹底解説
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基本情報をチェックしたら、具体的なサムネイルの作り方を確認しましょう!
高性能なデザインソフトを持っていない方やデザイン経験がない方でも心配ありません。現在は誰でも気軽にサムネイル画像を作ることができるツールが充実しています。テンプレートや素材などが充実しているもの、スマホアプリから作成できるもの、無料で利用できるものなど、ツールの特徴もさまざま。スマホで手軽に作りたい、写真の加工にこだわりたいなど、用途に合わせて自分に合ったツールを探してみましょう。本記事の後半でおすすめのツールも紹介しているので、ぜひ参考としてご覧ください。
画像は『その動画を象徴するワンシーン』を使用することが大事。動画の中から切り取る場合は、視聴者に伝えたい一押しシーンを使用しましょう。『何をやっているのかわからない』という画像は、動画の内容が伝わりにくいのでNG。人物を押し出したデザインにしたい場合は、いい表情だと思うものを切り抜いて使用するのもおすすめです。
動画のイメージに合っていれば、画像作成ツールのテンプレートやフリー素材を使っても、もちろんOK。美容やファッション系ならおしゃれなイメージや洗練されたイメージ、子ども向けならポップなイメージのものなど、動画の内容に合わせて選びましょう。
画像だけでは伝えにくい内容を伝えるのがテキストの役目。テキストを入れる際に意識したいポイントは、大きく次の4つです。
(1)フォントサイズは大きめ、文字数は基本的には少なめに
(2)読みやすい配色やレイアウトを心がける
(3)フォントサイズの調整やテキスト装飾などでメリハリをつける
(4)動画タイトルと同じテキストは避ける
文字数に関しては10〜20文字くらいが目安です。20文字以上になる場合は、メイン以外のテキストに吹き出しをつけるなど、補足として入れると見やすくなります。背景の色味とテキストの色味がかぶると視認性が悪くなるので注意。強調したいメインのテキストには、装飾や背景をつけるなどして目立たせると効果的です。漢字は大きく・ひらがなを小さく、といったようにフォントサイズを調整するだけでもメリハリがつきます。
また、動画のタイトルとサムネイルのキャッチコピーは別々にすることも基本。タイトルは動画の内容を端的に伝えるもの、サムネイルは視聴者の興味を引きつけるもので、役割が異なります。動画タイトルと同じ内容では情報が重複するうえ、文字数が多くなりやすく視認性が悪くなるので避けましょう。
サムネイルが完成したら、全体を必ず確認してください。特にスマホは画面が小さいため、テキストが読みにくくないか、使用している画像が伝わりにくいものではないか、全体のバランスはどうかなどを確認します。配信後はクリック率を随時確認し、どんなサムネイルの結果がよかったかをチェックしてみましょう。
SEO対策を中心とした集客・採用支援を行なう「株式会社デジマケ」の記事では、クリック率を向上させるサムネイルの作成方法の極意が紹介されています。
参考:YouTubeサムネイルの作り方とクリック率を向上させる方法を解説
キャッチーなサムネイルにしたいからといって、どんなサムネイルでもよいわけではありません。YouTubeではサムネイルにもルールが設けられていて、YouTubeヘルプではサムネイルに関するポリシーが紹介されています。掲載できないサムネイルの内容や、ポリシーに違反した場合のリスクについて、画像作成前に確認しておきましょう。
当たり前のことではありますが、性的な内容や暴力的な内容など、人に不快感を与えるサムネイルはNG(もちろん動画のなかに含ませるのもNGです)。また、視聴者の誤解を招くような、実際の動画内容と無関係なサムネイルも使用できません。ポリシーに違反すると該当のサムネイルが削除されたり、違反警告が送られてきたりします。重ねて警告を受けた場合には、チャンネル自体が停止されるといったペナルティを受ける可能性もあります。
出典:https://support.google.com/youtube/answer/9229980?hl=ja
自分と同じジャンルで再生回数の伸びているYouTuberはどのようなサムネイルを作成しているのか、リサーチするのもおすすめです。例えば『どのようなレイアウトをしている?』『テキストの内容やボリュームはどのくらい?』『背景にはどんな画像を使用している?』などをチェックしてみましょう。優れたサムネイルの傾向が見えてくるはずです。また、人気YouTuberは優れたサムネイルを作られる方が多くいらっしゃいます。どんな方がいるかは下のコラムでご確認ください。
コラム:YouTubeチャンネル登録者数ランキングTOP5!ジャンル別おすすめ紹介
画像をクリック↑
サムネイルの基本情報や作り方を学んだら、魅力的なサムネイルを作るためにブラッシュアップしていきましょう。
再生開始をアップさせるポイントを紹介します。
YouTubeで再生回数を伸ばすには、とにかくサムネイルが重要。サムネイル画像は本でいうところの『表紙』のような役割があり、いわばその動画の『顔』です。視聴者はまずサムネイルを見て、動画を見る・見ないを判断します。サムネイルを見る時間はほんの数秒程度とされ、その一瞬で視聴者の興味を惹くことが必要です。
どんなに動画の内容がよくても、サムネイルがイマイチでは動画を見てもらえる確率はぐっと下がります。YouTubeではアップロードした動画をもとに自動でサムネイルを生成してくれますが、1番見せたいシーンが使用されるとは限りませんし、キャッチコピーなどテキスト情報も入力されません。再生回数を増やすためには、オリジナルのサムネイル画像作成がマスト。人気YouTuberもほとんどの方がオリジナルのサムネイル画像を作成しています。
サムネイル作成時に見てもらう、思わず見たいと思ってもらうために意識したいポイントは、大きく次の3つです。
(1)動画の内容がパッと見で伝わるか、わかりやすさがあるか
(2)写真やキャッチコピーなど、視聴者の興味をそそる内容になっているか
(3)見やすいレイアウトになっているか、テキストは視認性に優れているか
アップされているサムネイル画像を見ていくと、動画に登場する人物が全面に出ているもの、イラストがメインのもの、風景や料理など写真がメインのもの、ノウハウ系などではあえてテキストを多めにしているものなど、個性にあふれています。
「Canva」はアカウントさえ作成すれば、誰でも無料で利用できるグラフィックデザインツール。手軽にサムネイルを作りたい、スマホから作業したいという方におすすめです。パソコンで作成する場合はダウンロードの必要もなく、ブラウザ上で画像の作成・編集できます。iOS版・Android版アプリが用意されているので、スマホからもデザイン作成が可能。同じアカウントでログインすれば、パソコンとスマホでデータを共有することもできます。
Canvaの魅力はテンプレートや素材の充実度です。テンプレートは61万点以上、写真素材は100万点以上、日本語フォントは300種類以上が用意されています。イラストやアイコン、グラフ、動くスタンプといった素材も豊富です。なお、Canvaでは、YouTube動画編集機能も無料で利用できます。
「Promeo」はiOS・Androidの両方に対応した、動画作成から画像作成までできるビデオ・画像編集アプリです。デザインスキルがなくても、手軽におしゃれなデザインを作成できます。テンプレートは1万点以上と充実。プロのデザイナーが作成しているためクオリティが高く、美容や健康、食、ファッション、教育、金融など、ジャンルもさまざまです。フォントは100種類以上が用意され、素材ライブラリーには写真素材や動画素材、音楽素材など数百万点もの素材が揃えられています。自動切り抜き機能を使えば、人や物を背景から切り離して合成することも可能。簡単にアレンジを楽しめます。
「PhotoScapeX」は、パソコンにインストールして使える、グラフィック編集プログラム。WindowsとMacに対応しています。無料版と有料版がありますが、無料版でもサムネイル作成には十分な機能が揃っているので、まずは無料版で試してみるのがおすすめです。
操作方法がシンプルで、初心者の方でも使いやすい点が魅力。トリミングやサイズ調整、カラーバランスや露光量調整、テキストや図形の挿入、コラージュ機能など、基本的な画像編集機能はほとんど備わっています。予算はかけずに写真の加工にこだわりたい方や、自分らしいデザインにこだわりたい方におすすめです。
せっかくサムネイル画像を作成しても、くずれた状態で表示されてしまっては台無しです。YouTubeのサムネイルは解像度『1280ピクセル×720ピクセル』で作成すればアスペクト比は推奨の16:9となり、サイズもほとんどの場合で2MB以下に収まります。サイズや解像度を意識しながら、視聴者がクリックしたくなるキャッチーなサムネイルを目指しましょう。
でもどうやって作るの?とお悩みの方におススメなのが、サムネイル画像のテンプレートを使用すること。
以下のリンクから、サムネイル画像としてそのまま使えるテンプレートをダウンロードできます。ぜひご活用ください!
簡単にサムネイル画像が作れる!
最後に作成したサムネイルをYouTube動画に設定する方法を紹介します。
YouTubeのサムネイル画像は、パソコンからもスマホからも設定可能。
オリジナルのサムネイルを設定するには、事前にアカウント認証を済ませておくことが必要です。
STEP1:YouTubeにログインして、管理画面のメニュー欄から『設定』をクリック。
STEP2:『チャンネルのステータスと機能』をクリック。
STEP3:ポップアップが表示されるので、『チャンネル』タブから『機能の利用資格』をクリック。
STEP4:『スマートフォンによる確認が必要な機能』をクリック。居住国を選択して電話番号を入力したら送信してください。
指定した先(SMSまたは自動音声メッセージ)に確認コードが届いたら、設定画面に6桁の確認コードを入力してアカウント認証は完了です。
設定が完了したらサムネイルの画像を追加していきます。
STEP1:動画を事前にアップロードしておき、『YouTube Studio』にログインします。
STEP2:左側のメニュー欄から『コンテンツ』をクリック。動画一覧が表示されるので、サムネイルを設定したい動画の『詳細(鉛筆アイコン)』を選びます。
STEP3:サムネイルの枠が4つ表示されるので、1番左の『サムネイルをアップロード』をクリック。なお、他3つの枠にはYouTubeが自動生成したサムネイルが表示されています。
STEP4:デバイスから使用したいサムネイル画像を選択。『保存』をクリックして完了です。
※ショート動画に関しては、パソコンからのサムネイル設定ができません。スマホアプリからのみ可能です。
STEP1:スマホに『YouTube Studio』アプリをインストールしておきます。
※『YouTube Studio』はiOS・Androidどちらにも対応しています。
STEP2:画面下のメニューから『コンテンツ』をタップ。サムネイルを設定したい動画を選択します。
STEP3:画面上部に表示される『編集(鉛筆アイコン)』をタップ。『サムネイルを編集』を選択します。
STEP4:サムネイル編集画面が表示されるので、『カスタムサムネイル』をタップ。デバイスからサムネイルを選択してアップロードします。最後に保存ボタンをクリックして完了です。
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