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通販サイトを盛り上げたい企業様、あるいはこれからネットショップを始めようとされている方必見!
さまざまな店舗・商品が集まる『モール型』と『自社サイト型』の通販サイトを、カテゴリ別にランキング形式でご紹介します。
通販サイトを選ぶ基準や市場規模についても詳しく解説します。
このコラムで記す各ジャンル別に選んだサイトは、各事業者の決算書から通販売上高を調査し、それぞれの商品ラインナップや取り扱い商品のクオリティ、割引率やポイントの還元率、サイトコンセプト、サイトの安全性をウェビナビ独自の基準で比較し、ランキング形式で紹介したものです。
参照:https://nethanbai.co.jp/archives/15099
ECモールとは、オンライン上のショッピングモールのことを指し、1つのサイト内に複数の企業が出店・商品を出品しているショッピングサイトのこと。ジャンルを問わずさまざまな商品を扱うモールもあれば、ファッションなど特定のジャンルに特化しているモールもあります。ここでは日用・雑貨全般を扱う人気のモールを紹介します。
日本における通販サイトの先駆け的な存在。日本国内のECモール市場においては、Amazon Japanとの2強といった状況になっています。
楽天市場を利用するメリットのひとつが、ポイントプログラムの充実です。楽天グループはクレジットカードや旅行など、さまざまなサービスを展開。楽天ポイントはグループ共通のため、楽天市場で貯めたポイントを楽天トラベルに使用するといったことも可能です。
また、楽天グループ以外でもポイント利用ができる実店舗やサイトもあり、『ポイントが貯まりやすく、使いやすい』点が強みと言えます。
四半期に一度、『楽天スーパーセール』を開催。ショップ買いまわりで楽天ポイントが最大10倍になったり、50%オフの商品や目玉商品が用意されたりと、毎年注目度が高く、多くのユーザーが集まる大型セールです。
楽天グループの2024年度の国内EC流通総額は5兆9550億円とされています。ただし、これは楽天市場の流通総額に加え、フリマアプリ・ラクマ、ビューティー、楽天西友ネットスーパーなどの流通額を合算した数値です。
参照:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2023/0214_06.html
圧倒的な認知度と利用度を誇り、世界中で利用される代表的な通販サイト。サイト設計がシンプルで商品が探しやすく、同じ商品でも複数の出品者がいる場合、価格を比較しやすいつくりになっている点もメリットです。
Amazon Prime(アマゾンプライム)会員になると多くの商品が送料無料、お急ぎ便無料となり最短当日〜翌日に配送されます。Amazon Prime会員は2024年10月現在、月間プランで600円(税込)、年間プラン5900円(税込)。Prime Video(プライムビデオ)などの特典も用意されています。
年に一度プライム会員限定で開催される『Amazonプライムデー』や、例年11月第4週の金曜日に開催される『Amazonブラックフライデー』など、目玉商品が多数用意されるビッグセールも人を集める要因でしょう。
2024年のAmazon Japanの売上高は約4兆1375億円(2024年の年間平均為替レートを1ドル=151円で換算)とされています(※第三者からの販売手数料収入やAWS(アマゾンウェブサービス)、定期購入サービスなども含む)。流通総額は公表されていませんが、6兆円程度と推測されています。
参照:https://netshop.impress.co.jp/node/13501
Amazon Japanと楽天市場に次ぐ、国内3番手のECモール。実は楽天市場やAmazonよりも店舗数は多くあります。
2022年10月にYahoo!ショッピングとPayPayモールを統合。商品を探しやすいよう、トップページや検索結果ページの改修もしています。PayPayでの決済が可能で、購入ごとにPayPayボーナスを付与。とくにポイントアップデーは還元率が高くなります。
月額508円のYahoo!プレミアム会員になると、Yahoo!ショッピングでのお買い物がさらにお得に。PayPayでの支払いで最大7%のポイントが還元され、還元率が高い商品なら20%になることもあります。PayPayユーザーにおすすめのサイトです。
LINEヤフーによると、2024年4-12月期(第3四半期累計)ショッピング事業の取扱高は、前年同期比5.9%増の1兆3154億円。eコマース取扱高は同4.8%増の3兆2804億円とのこと。
ショッピング事業には「Yahoo!ショッピング」「ZOZOTOWN」「LOHACO」「チャーム」「LINEブランドカタログ」「LINEギフト」「LINE FRIENDS」「Yahoo!クイックマート」の取扱高が含まれる。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea39e52dd523813f0ca53f27069e4a9e579df0a3
ユーザーは30〜40代が中心。auユーザーならスマホ料金の支払いで得たポイントをそのまま利用することもできるほか、auユーザー向けキャンペーンや割引なども充実しています。
買い物をすることでPontaポイントが付与されますが、auユーザーであれば毎月3のつく日(3日・13日・23日の三太郎の日)にはポイント「3%」還元。auユーザーにはとくに利用価値の高い通販サイトです。
基本の還元率は「1%」で、購入金額の1%分のPontaポイント(au PAY マーケット限定)が加算されます。さらに、au PAY カードでの支払いなど達成条件に応じて最大「9%」まで還元率がアップします。
アスクルとヤフーが手掛ける通販サイト。食品や飲料、調味料をはじめ、洗剤などの日用品、文具やコスメなど、日常生活に寄り添う豊富なラインナップが人気の理由のひとつです。
忙しい、スーパーが遠いなど、買い物に行くのが難しい方にもおすすめできる通販サイトです。
ヤフーショッピング商品券が還元される毎月の「5のつく日キャンペーン」もあり、Yahoo!ショッピングで実施している「5のつく日キャンペーン」とあわせると、最大9%の還元となります。
ISETANやカルディ、成城石井といった有名ブランド商品も販売。また、さまざまなメーカーとコラボレーションしたLOHACO限定商品や、ラベルレスなど環境に配慮した商品、アウトレット商品も販売しています。
次に、コスメ業界の人気ECサイトをご紹介します。
2008年に通販サイトをオープンし、2024年10月現在では約150のブランドの商品を取り扱う「Cosmetic Times(コスメティックタイムズ)」は、国内外の人気デパートコスメやスキンケア用品を販売。各国にいる多数のサプライヤーと提携することで、国内では入手しづらい人気商品や国内未販売の商品も入荷されます。
実店舗を持たず中間業者をなるべく省くことで、商品価格を抑えて提供。70〜90%以上割引された商品や、まとめ買い割引、複数の商品がセットになったコフレなど、お買い得商品も充実しています。品質管理にもこだわり、入荷から在庫管理、出荷まで徹底している点も特徴。保管倉庫は最適な温度と湿度になるよう調整されています。
福岡県の株式会社よつば貿易が運営する「COSME LINK」。プチプラコスメから国内外のブランドコスメまで幅広く取り揃えられています。
新入荷商品、再入荷商品がほぼ毎日入荷するのも魅力。新作のコスメが割引価格で販売されたり、アウトレットセールが開催されたりと、価格帯も安く抑えられているのもメリットです。有料ですがラッピング対応もしてくれるので、贈り物を探している方にもおすすめです。
商品点数は約1万点。ヨーロッパやアメリカ、アジアなどからメーカー正規品を買い付けし、アスタリフトやSK-Ⅱといった国内有名メーカーの商品や海外ブランド商品も揃います。割引率が大きいのが特徴で、なかには割引率90%以上という商品も。在庫売り尽くしセールが開催されていることもあります。
お悩み・効能での検索機能が充実していて、スキンケア用品はもちろん、メイクアップやボディケア、ヘアケアも細かく絞り込みが可能。例えばメイクアップなら『ダマにならない』『描きやすい』などの項目が用意され、自分の求める商品を探しやすくなっています。
世代を問わず高い認知度を誇る日本最大級のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」の公式通販サイト。取り扱いブランドは2300以上、商品点数は4.5万点以上とされ、プチプラコスメからデパートコスメ、ラグジュアリーブランドやオーガニックコスメ、男性化粧品、韓国コスメブランドなど、さまざまなジャンルを網羅しています。
現品購入前に商品を試してみたいという方に向け、サンプル品を1100円以下で購入できるサンプルお試しサービスも用意。コスメ選びで失敗したくない方におすすめです。また、全国に『@cosme STORE』という実店舗を展開していて、リアルとオンラインの双方でアプローチをしています。
CHANELやDIORなど、海外の人気のブランドアイテムを豊富に取り揃えられ、海外限定コスメの購入も可能。取り扱い取扱いブランド数420、商品数30,000点以上ととても充実しています。中間業者などを省くことでコストダウンを実現し、国内小売希望価格よりも安い価格での販売を実現。割引率が大きいものでは半額程度になる商品もあります。
【化粧品・コスメ業界のライブコマースに関しての記事はこちら】画像をクリック⇩
コラム:化粧品業界のライブコマース事例6選
通販サイトはネット上に沢山あります。その中でどのサイトで購入すればおトクなのか迷っているお客様も少なくありません。そこで、お客様が通販サイトを選ぶポイント3つお伝えします。
通販サイトで商品を購入した際には、一般的に送料が発生します。送料はショップにつき様々ですが、100円〜1000円前後が多いです。
しかし一定金額以上の買い物をすると無料になるショップや、定期的に送料無料キャンペーンを行っているショップ、実店舗に商品を取りに行く場合は無料というショップなど、サイトごとに送料が無料になる条件があります。
送料が一定額で無料にサービスがある通販サイトは、送料無料を求めてお客様があと1個…と買い足してくれる可能性が高まります。
実物を見たり試着をしたり出来ないインターネット通販では「思ってたのと違った…」「サイズが合わない…」ということがあります。そういった場合、各通販サイトの返品・交換を希望されるお客様も多いでしょう。
購入者都合の返品・交換を受け付けていなかったり「未使用に限り〇日以内なら返品・交換可」といった条件付きだったりするショップがほとんどですが、実店舗への商品持ち込みや、サイトの会員ランクによっては返送料金が無料になるサービスを行っているサイトもあります。
お客様も返品・交換の送料はご理解いただける方が多いです。事前に規約やQ&Aに返品・交換の際の送料について記載をしておくと、のちのちのトラブル防止になります。
通販サイトの中には、同社のクレジットカードやデビットカード・キャッシュレス決済を使うとポイントが溜まりやすいことがあります。
例えば、楽天市場は楽天クレジットカードを利用するとポイントが5倍などになる、などのキャンペーンを定期的に行っています。他にもYahoo!ショッピングでは、PayPayを使用するとポイント還元が最大25.5%になる機会もあります。
ただしお客様が多い分出品手数料も高いので、採算が取れるか事前に検討しておきましょう。
2024年9月の経済産業省の発表によると、令和5年の日本国内のECサイトの市場規模は24.8兆円(前年22.7兆円、前々年20.7兆円、前年比9.23%増)に拡大しています。
令和5年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅に落ち込んでいた旅行サービス、飲食サービス、チケット販売などの「サービス系分野」が昨年に引き続き大きく増加しました。
また、日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加したという調査結果が出ています。なお、中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は2兆4,301億円(前年比7.7%増)、米国事業者からの越境EC購入額は2兆9,610億円(前年比7.7%増)で、昨年に引き続き増加しています。
外国語対応や海外発送など、越境ECと呼ばれるサービスが今後も拡大していくことが考えられます。
それぞれの通販サイトによって商品の特徴やラインナップ、ポイントプログラムや還元率、セール有無や割引率などが全く違ってくるもの。商品点数や出店舗数に関しては、大手ECモールや大手企業運営サイトが強い傾向にありますが、ひとつのジャンルやコンセプトに特化した通販サイトにも魅力があります。
また通販サイトによっては購入者に納得して購入してもらうため、ライブ配信を使用しているサイトもあります。特にファッション系の通販サイトでは、ショップスタッフが新作の洋服を試着して感想を伝える、お客様の疑問に答えるなど実店舗での接客のようなサービスが自宅で受けられます。
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