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ライブコマースは、リアルタイムでライブ動画を配信し、商品を紹介して購入してもらうという新しい販売形態です。
新型コロナウイルスの流行によって対面での接客が難しい中、ライブコマースは売上を伸ばすために必須のツールと言えます。
多くの企業が参入していますが、中でも注目を集めているのはShopifyです。
この記事では、Shopifyのライブコマースの実態について、ライブコマースを活用するメリットやデメリットについても解説します。
Shopifyとは、誰でも本格的なネットショップを開設できるECプラットフォームです。2004年に創業され、カナダのオタワを拠点にしています。
一定の料金を支払うことで、様々なテンプレートを使い、自由にカスタマイズしたオンラインショップを開くことができます。
コストが低く導入が簡単で、機能が豊富なため高い人気を誇っています。
Shopifyの特徴は、店舗のサポートに徹していることです。
他のプラットフォームのような制限を極力なくし、店舗が自由に営業できるようにツールを提供しています。Shopifyライブコマースのメリットとして4つあげられます。
1つ目のメリットは、対面のような購買体験を実現できることです。
従来のECサイトは、インターネット上に店舗を置くだけでした。
ShopifyのようなECプラットフォームでは、消費者が商品の選定から購入まで、全て自分の判断で行います。
自分で欲しいものを考え、リサーチし、商品の詳細や口コミを参考に決めるというものです。
しかし、ライブコマースでは、配信者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションをとります。
対面での接客のようにその場で気になることを聞けて、配信者の知識や意見を取り入れて商品を購入できるのです。
Shopify上で商品を購入するのと、TikTokやInstagramのライブコマースを経由してShopifyの商品を購入するのとでは、大きな差があります。
2つ目のメリットは、新たな顧客層にアプローチできることです。
100万以上の店舗がShopifyを利用して商品を販売しており、今もっとも注目すべきECプラットフォームの一つです。
Shopifyは、2020年に動画配信アプリ「TikTok」とのグローバルパートナーシップを発表しました。
TikTokのようなショート動画プラットフォームは、膨大なトラフィックを持つためECへの影響力を強めており、ライブコマースには最適と言えます。
「Shopify App Store」からビジネス用のTikTokアプリをインストールすることで、Shopifyのダッシュボードから直接TikTokマーケティングキャンペーンの作成が可能です。
TikTokのユーザーは若者が多いため、年齢層を考慮したアプローチが重要になります。
ビジネス用のTikTokアプリを使えば、年齢や性別、ユーザーの行動、パフォーマンスを追跡できます。ユーザーの情報を把握したうえで販売する商品をセレクトし、インフィードビデオ広告で宣伝することで、ライブコマースに誘導するのです。
Shopifyは、写真や動画を無料で共有できるSNS「Instagram」とも連携し、「Checkout」というサービスを開始しました。
Shopifyは、TikTokやInstagramと連携し、ライブコマースの配信環境を整えています。
これらのプラットフォームを上手く活用し、視聴者にとって快適なライブコマースを実施して、売上を伸ばしましょう。
ぜひ、「ライブコマースのアパレル事例」もあわせてご覧ください。
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