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中国で人気のライブコマース。KOLというインフルエンサーがライブ配信で商品を紹介し、オンライン上で販売する手法です。
日本でもライブコマースが流行ると言われてきましたが、なかなか爆発的なブームとはいいがたいでしょう。この記事では、日本でライブコマースが流行らない理由を深堀りし、日本でライブコマースを活用するポイントを解説します。
本記事は、「ライブコマース何それ?」だった食品メーカー勤務10年目の私A子がライブコマースができるようになるまでのお話の第15回目「 日本でライブコマースが流行っていない理由」についてです。
インターネットで調べてもカタカナ表記の専門用語ばかりで難しいイメージがあるライブコマースについて、できるだけ簡単に分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
目次
ライブコマースってなに?という人が多く、認知度が低いのではないでしょうか。
ライバーが配信者となり、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを楽しむライブ配信の認知度は高まってきたと思います。
しかし、ライブ配信を活用してモノを売るというライブコマースについてはまだ経験したことがないという人が多いかもしれません。
参考データ:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社「ライブコマース」に関する調査
ライブコマースはコロナを機に広まったと言われていますが、多くの人が利用するようになり認知度が上がれば、ライブコマースが日本でも流行りだすと考えます。
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歌配信や雑談配信など、ライブ配信で稼ぐライバーを聞いたことはありませんか?
ライブ配信って稼げるの?初心者必見!ライバーの収入や稼ぐ仕組みを解説
ライバーの他に、ライブ配信をしながら商品を販売する、経験豊富なライブコマーサーが不足しているのも日本でライブコマースが流行らない理由の一つでしょう。
ライブコマース自体を経験している人が少ないため、手探りで配信を始めたもののなかなか上手くいかずライブコマース自体を辞めてしまうというケースもあるかもしれません。
ライブコマース・失敗事例編 初めての方向け ライブコマースの教科書 コラム⑥ | ウェビナビ
以前、NewsPicksのYoutube動画で「ライブコマースが日本で流行ってない理由について徹底討論!」という特集のライブ配信がありました。
日本ではコロナによる影響でライブ配信が増えた昨今ですが中国ほどの市場拡大は見られず、楽天やメルカリなど一度参入した企業がサービスから撤退した事例も増えてきています。
そんな日本でのライブコマースの現状について、SHOWROOM代表の前田裕二さん、人気インフルエンサーのゆうこすさん、マザーハウス副社長の山崎大佑さん、中国経済に詳しいジャーナリストの高口康太さんらが独自の意見を述べていたのでまとめて紹介します。
Q:ライブコマースは日本経済の救世主になるのか?
A:前田氏:なる。する。
メガベンチャー:例えば楽天、ヤフー、メルカリでさえも撤退してしまった分野なので、相当難しいと思う。
なぜなら日本では徒歩圏に買い物手段がある。貧しい国の田舎とは違うので日本人にオンラインで買ってくださいと言ってもそもそもの需要が少ない。
だからこそ、ライブコマースが日本経済の救世主となるよう取り組んで行きたい!
A:山崎氏:Yes.ライブ
そもそも日本経済のライブ感が足りない。
元気のあるライブが欲しい。
メーカー、販売者が想いを持って商品を売っているかが大切。
裏側にある物語やデザインの意味を伝える事が必要である。
日本ではテレビショッピング、店舗で買いたい世代が多い。
ミレニアム世代は物を必要としていないし、人口も少ないので簡単な事ではないが…
A:ゆうこすさん:YES!
私は楽しんでやっている。
ライブコマースはリアルに話せる「ジャパネットたかた」。
商品は値段が高ければ高いほど気軽に見られるライブ配信が良いし、時間を決めて割引を行うなど、タイムセールの特別感が楽しい。
コロナ禍、お店に行かずに好きな時間に買い物ができるのは便利。
TVショッピングを見て電話注文するなんて面倒だと思う。
A:高口氏:No.新興国
ライブコマースとは端的に言うと動画配信×ネットショッピング。
中国、タイは新しいブランドが出てきており、新しい宣伝手段を模索しライブコマース&スーパーインフルエンサーの形が生まれた。
インフルエンサーから買えば一番安く、品質もそこそこ保証されているであろうから数あるサイト中から商品を選ぶ労力と時間を省ける。
何十億も売り出すライブコマースは日本では難しいのでは?
出典:https://newspicks.com/
上記動画内で参考になったのは「ジャパネットたかた」の戦略変更です。
「ジャパネットたかた」は最近、商品数を8500点→ 600点に絞り、 バイヤー20人がしっかり良い商品を選んで販売する少品種多販売に切り替えたそうです。
本当に質が良い商品数点を配信者が自信と夢を持って語ること、これがライブコマースに必要なポイントです。
もし商品を買ってくれたら…商品を手にした後のお客様の人生が変わるという想像力と熱い思いを持って、それを言葉にしてライブ配信することが視聴者の心を動かす事に繋がるのだと言っていました。
前田氏曰く、ものが売れるポイントは3点
ライブコマースで売上を伸ばしていくには、販売自体をエンタメ化する、それが今の日本のライブコマースには足りないそうです。
この動画を見てライブコマースの奥深さと売上獲得の難しさが分かった気がしました。この動画を見てライブコマースの奥深さと売上獲得の難しさが分かった気がしました。
関連リンク:【ライブコマースの成功事例】日本企業の最新事例まとめ19選 | ウェビナビ
ライブコマースが日本で流行らない理由について解説してきました。
では、ライブコマースはどのように活用するとよいのでしょうか?
ライブコマースを活用すると、企業のブランディング強化につながります。
また、ライブ配信を通じて顧客と密にコミュニケーションを取れるようになるため、顧客満足度の向上も期待できます。
さらに、顧客のファン化が進めば、ファンコミュニティを形成でき、企業のイメージアップや認知度アップにもつながります。
ライブコマースの魅力やメリットについては以下の記事をご覧ください。
ライブコマースとは?魅力やメリットとライブコマース活用事例紹介 | ウェビナビ
また、WebinabiではアプリCHANCE!を使ったライブコマースに興味がある方へ、「刺さるライブコマース」という資料をご用意しています。
ライブ配信とライブコマースの違いやコミュニケーション方法について解説していますのでぜひダウンロードしてみてください!
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関連リンク:ライブコマースのやり方を簡単説明!」
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