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ライブコマース業界を牽引する株式会社Moffly。
今回はMofflyが提供する便利なサービスとその事例をご紹介していきます。
株式会社Moffly(モフリ)は、株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスのグループ会社。
代表取締役社長 藤次一嘉氏の指揮のもとライブコマース導入を支援する様々なサービスを提供しています。
特に有名なのはクラウド型ライブコマースサービス「TAGsAPI」(タグズエーピーアイ)。
2021年、TAGsAPIは年間流通総額が30億円を突破。
契約ブランド数も250件超に到達するなど急速に規模を拡大しています。
ライブコマースとはオンラインストアとライブ動画を組み合わせた新しい販売手法。
ライブコマースはTV通販に似ているとも言われていますが、両者には大きく異なるポイントがあります。
それは視聴者と配信者の双方向コミュニケーション。
視聴者はアプリやWebサイトで動画を視聴し、リアルタイムに配信者に向けて質問したりコメントしたりすることができます。
つまり配信者はコミュニケーションを通じてお客様の疑問を解決したり、提案型の販売をしたりすることが可能となります。
また、ライブコマースでは動画という特性を生かして、画像や文字では伝えきれない商品の魅力を伝えることもできます。
配信者にも視聴者にもメリットの多いライブコマースですが、日本ではまだあまり普及していません。
その背景には“導入の難しさ”という問題点がありました。
オンラインストアなどに比べ、配信準備の手間がかかることや導入費用が高いことから多くの企業はライブコマースに興味を持ちつつも導入をためらっていました。
そこに登場したのが株式会社Mofflyです。
Mofflyは多くの人が手軽にライブコマースを配信できるようなサービスを展開し注目を集めています。
株式会社Mofflyは2018年にアパレル特化ライブショッピングアプリ「TAGfab」をリリースしました。
キャッチコピーは「気になる・聞いてみる・欲しくなる。店員さんと話せるショッピングアプリ」。
TAGfabの形態はECモール(オンライン上のショッピングモール)で、様々なアパレルブランドがそこに出店。
視聴者は様々な店舗をライブ配信を通じてみることができ、実際のショッピングモールのようにリアルタイムで接客を受けながら商品を購入することができるというものでした。
TAGfab には多くの有名企業が参入するなど大きな話題を呼んだのですが、2019年5月15日にサービスを終了しています。
その理由はMofflyは運営するもう一つのサービス「TAGsAPI」に注力するためというものでした。
「TAGsAPI」は、既存の企業サイトにライブ配信を追加することができるクラウド型ライブコマースサービス。
2018年にリリースされると瞬く間に利用企業数を伸ばし、現在では多くの企業のライブコマースがTAGsAPIを利用して行われています。
なぜTAGsAPIは多くの企業に支持されているのか?
それはこれまでの“手間がかかる”、“費用が高い”というライブコマースの常識をTAGsAPIが打ち壊したからです。
TAGsAPIを利用するメリットを以下5つにまとめてみました。
TAGsAPIは既存のサイトに短いコードを加えるだけで、ライブコマース機能を追加することが可能です。
つまり、一からサービスを開発する必要がなく、高いコストをかけずにライブコマースを始めることが出来るのです。
特に初めてライブコマースを始める企業にとっては、このメリットは大きいのではないでしょうか。
既存のサイトにライブコマース機能を追加するメリットは手軽さや費用の安さだけではありません。
自社のサイトが既にグーグル検索で上位に表示されるなど集客力を持っている場合、その集客力を活かしたままライブコマースを始めることが可能だからです。
TAGsAPIは導入が簡単なだけでなくカスタマイズも可能。
商品やブランドに合わせたデザインにライブコマース画面を作り替えられるので、誰でも簡単にオリジナリティを持ったページを制作することができます。
TAGsAPIはライブコマースでも元からあるストアの決済方法を利用することが出来ます。
企業にとってはその方が運用の手間が省けますよね。
もちろん、視聴者は動画配信画面から離脱することなく決済が可能なので、どちらにとっても便利な仕様といえます。
例えば靴下屋はライブコマースを始める以前からオンラインストアを運用していたので、そのままオンラインストアの決済方法をTAGsAPIに導入し、ライブコマース上でもスムーズに決済を行えるようにしました。
TAGsAPIでは大規模配信やHD配信にも対応しています。
多くのライブコマースサービスには同時視聴者数が制限されてしまうのですが、TAGsAPIではそのような心配はありません。
TAGsAPIにはユーザーにとって面倒な「会員登録」「ログイン」といった作業が必要ありません。
また、配信画面やチャット画面は直感的に扱える使いやすいデザインとなっています。
TAGsAPIを利用すると専任コンサルタントのサポートを受けることが出来ます。
専任コンサルタントは導入から撮影、機材の準備までサポートしてくれるので、企業はライブコマースについて知識がなくとも困ることがありません。
さらに専任コンサルタントは分析レポートデータを作成するなど、配信後のサポートも行ってくれます。
こうした点からTAGsAPIは多くの企業に導入され、そのサービス継続率も97%とかなり高いものになっています。
ここからは実際にどような企業がTAGsAPIを利用しているのか、その事例を見ていきたいと思います。
おなじみ衣料品ブランドGU(ジーユー)。ジーユーでは18人の著名人がライブ配信を行っています。
配信時間は5分前後と短いものの、著名人と話せるということで大きな反響を呼びました。
三菱自動車は「ナイトショールーム」と呼ばれるライブコマース動画を配信しています。
本社のショールームからライブ配信を行っており、販売する車の細部や開発者の思いを視聴者に届けています。
自動車は高額商品のため購入前に質問をしたいという方が多く、多くの質問が寄せられていました。
russetは日本製にこだわるバッグブランド。
元々はインスタライブでライブコマースを行っていたものの、ユーザーからの購入が不便という声に応え、より扱いやすいTAGsAPIの導入を決めました。
ビッグカメラでは実演販売の様子をライブコマースとして配信しています。
実際に電化製品を使う様子が見られるので、視聴者は購入後のイメージをより具体的に想像しやすくなっています。
関連コラム:ビックカメラのライブコマース「TAGsAPI」の最新事情とは?
タビオ株式会社では代表ブランドである“靴下屋”のライブコマースを行っています。
動画は雑談を含んだ楽しい内容となっており、多くのファンを獲得しています。
衣類の通販サイトを運営する株式会社ベイクルーズは緊急事態宣言の影響で実店舗が閉業したことをきっかけにライブコマースを始めました。
ベイクルーズのライブコマースの特徴は“とことん不安を解消すること”。
配信は商品とファッションに詳しい自社社員が行っており、視聴者とのコミュニケーションに力を入れています。
2021年、株式会社MofflyはTAGsAPIに「ライブ配信パッケージ」を追加しました。
ライブ配信パッケージはスタジオ、オペレーター、機材などがセットになったプラン。
全ての工程をMofflyに任せることができるため、企業は一切の手間をかけずにライブコマースを行うことができます。
「ライブ配信パッケージ」には主に2つのプランがあり、詳細は以下の通りです。
ライトプラン
固定カメラ1台で配信するプラン 。
価格:40万円/3時間
サービス内容:撮影準備、メインオペレーター立ち会い、撮影データお渡し 機材内容:固定カメラ、ガンマイク、小型LED照明2灯、返しモニター
フルプラン
複数カメラを使用した配信するプラン。
オペレーターが商品を効果的な演出を、加えて機材のレクチャーも可能です。
価格:80万円/3時間
サービス内容:撮影準備、当日配信作業、メインオペレーター立ち会い、アシスタント立ち会い、配信前の蓋絵作成(素材、イメージ要提供)、撮影データお渡し、スイッチング後データお渡し
機材内容:固定カメラ、ワークカメラ、ビデオスイッチャー、ガンマイク or ピンマイク、LED照明4灯、高輝度LED照明2灯、返しモニター
お試しで高価な機材を使ってみたい企業やライブコマースの運営方法をレクチャーしてもらいたい企業にオススメです。
いかがでしたでしょうか。
今回はMofflyが提供するライブコマースサービスについてお届けしました。
自社サイトでのライブコマースを予定している企業はぜひ参考にしてみてください。
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