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食品業界のD2Cブランド15選!人気のポイントと成功の秘訣をまとめてご紹介

カテゴリ:顧客とつながりたい 更新日:2022-07-17

食品業界のD2Cブランド

今回は食品業界のD2Cブランド15選をお届けします。

食品業界で成功しているD2Cブランドにはどのようなものがあるのでしょうか。

D2Cとは

そもそもD2Cとはなんなのでしょうか?

D2CとはDirect to Consumerの通称です。

Directは直接、Consumerは消費者という意味の単語。

つまり企業から消費者へ直接商品を販売するビジネスモデルのことを表しています。

多くの場合は既存の企業がECサイトを通じて自社製品を販売しているケースのことを指しますが、近年ではD2Cだけを専門に行う“D2C企業”というものも登場。

アメリカでは起業のための手段としても注目されています。

D2Cについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

関連コラム:新時代のビジネスモデル「D2C」の基本と成功のポイント

食品業界のD2Cブランド事例15選

1.Homeal

Homealは親子で一緒に食べられる幼児食専門のD2Cブランド。

「隠れ野菜たっぷりの辛くないキーマカレー」など健康に良く、野菜嫌いの子にも食べさせやすく、大人も美味しく食べられる商品が人気となっています。

Homealではシェフが一品一品手づくりする料理を急速凍結することにより、高クオリティなレトルト食品の提供を実現しています。

ホームページでは幼児食の専門家への無料相談も可能。

こうしてお客様との信頼関係を築いていることも成功の一因です。

2.ぬま田海苔

海の栄養が豊富な1回目の収穫にこだわった初摘み海苔のD2Cブランド。

各産地で漁期の初めである11月〜12月にかけて、種網より一番最初に摘まれた新芽のみが「一番摘み」「初摘み」と呼ばれ、特に美味しい海苔として重宝されています。

ぬま田海苔は、日本で唯一の「最高級初摘み海苔専門店」として多くの人に愛されています。

創業間もない企業が多いD2Cブランドですが、ぬま田海苔が創業したのは1937年。

D2Cを始めたことで多くの若年層にブランドを知ってもらうきっかけになりました。

老舗企業がD2Cを活用して成功を収めた珍しい事例です。

3.ミスターチーズケーキ

ミスターチーズケーキはオンライン販売のみでチーズケーキの販売を行っているD2Cブランド。

ブランドテーマは「世界一じゃなく、あなたの人生最高に。」

ブランドテーマの美しさやケーキの美味しさはもちろんですが、販売を毎週日曜と月曜の10:00から、さらに数量限定にすることで、なかなか購入できない幻のチーズケーキとして多くのメディアに取り上げられ人気に火が付きました。

4.Andew(アンジェ)

Andewは医大生の中村恒星さんが立ち上げたチョコレートのD2Cブランド。

キャッチコピーは「世界一優しいチョコレート」。

栄養価が高く、低カロリーな完全食のチョコレートは女性を中心にファンを増やし続けています。

また、植物由来の食材のみを使用しているので、動物性の食品を食べないヴィーガンの方にも好評。

チョコレートの美味しさは勿論ですが、中村恒星さんの「どんな人にでもチョコレートを楽しんでもらいたい」という想いが多くの人に支持されています。

5.GOFOOD

GOFOODは栄養価にこだわったメニューが特徴のD2Cブランド。

栄養価が高いだけでなく、レンジで解凍するだけで食べられるという手軽さも人気の一因です。

2021年2月1日にはプロサッカークラブ「東京ヴェルディ」とオフィシャルサプライヤー契約を結ぶなど、多くのアスリートからも注目を集めています。

6.スナックミー

スナックミーはお菓子のD2Cブランド。

スナックミーはサブスクリプション型のお菓子通販で、間に流通を挟まないため安価で高品質なお菓子を食べられると話題になっています。

テレビや雑誌など様々なメディアでも取り上げられました。

現在は全国の菓子店と消費者の仲立ちをするプラットフォームとしても注目を集めています。

7.椎茸祭

椎茸祭は完全植物性の商品のみを販売するD2Cブランド。

メインのターゲットをヴィ―ガンの方に定めた出汁を販売し、大きな反響を呼びました。

こうしてニーズを絞った商品開発を行えるのはD2Cならではの特徴です。

8.ZENB

ZENBはミツカングループが手掛けるD2Cブランド。

野菜の皮や芯を余すことなく、全て使った商品が特徴です。

素材の旨みを引き出すための研究に余念がなく、世界初となる黄えんどう豆を使ったロング麺を開発するために3年もの歳月を費やしたそうです。

9.BASE FOOD

BASE FOODは完全食を販売するD2Cブランド。

完全食(完全栄養食)とは、わたしたちが生きるために必要な栄養素を十分に含んでいる食品のことです。

完全栄養食BASE FOODシリーズとして、完全栄養のパスタ「BASE PASTA」、完全栄養のパン「BASE BREAD」、完全栄養のクッキー「BASE Cookies」を展開しています。

世界初となる完全栄養の主食を開発したことで、メディアなどにも取り上げられました。

10.キリン ホームタップ

キリン ホームタップはキリンビール株式会社が仕掛けるD2Cブランド。

工場で作りたてのビールを自宅用生ビールサーバーで注いで楽しめるという会員制生ビールサービスを展開しています。

新型コロナウィルスの影響で宅飲み需要が増加したこともあり、会員が急増中です。

11.HiO ICE CREAM

HiO ICE CREAMはクラフトアイスクリームを販売するD2Cブランド。

クラフトとは本来、手芸品や工芸品を意味する言葉でしたが、現在は高品質で少量生産の商品のことを指すようになりました。

GIFT BOXも販売されており、贈り物として購入する方も少なくないようです。

12.THE ROAST BEEF

THE ROAST BEEFはその名の通りローストビーフのD2Cブランドです。

ブランドコンセプトは「世界一アガる!ローストビーフを。」

素材や調理法、見た目の美しさにまでこだわったローストビーフは多くのファンを獲得しています。

盛り付けテクニックを配信するなど、商品を届けた後のフォローにも余念がありません。

13.ブラウンシュガーファースト

ブラウンシュガーファーストは調味料のD2Cブランド。

「わが子に食べさせたいかどうか?」を基準に厳選した食材のみを使用した調味料を販売しています。

企業がお客様の視点で商品を作ることで、お客様も企業に共感してくれるという好例です。

14.パルシステム

パルシステムはパルシステム生活協同組合連合会が手掛けるD2Cブランド。

農薬や薬品にできる限り頼らない野菜やお肉、化学調味料を使わない加工品など様々な商品を販売しています。

15.食べチョク

食べチョクは生産者から商品が直接届く、オンライン直売所。

市場に出回らない珍しい食材や花なども購入することが出来ます。

最大の特徴は、最短で収穫当日に商品を受け取ることができるというスピード配送。

このような素早い出荷は中間業者を挟まないD2Cだからこそです。

今回は食品業界のD2Cブランドを紹介しました。

食品業界に限らず、様々な業界で参考にできるポイントがあるのではないでしょうか。

食品業界以外の事例も気になる方は、こちらのコラムも合わせてお読みください。

『D2Cブランドの成功事例15選!』

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