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2024年1月更新
目次
ライバーは、オンライン上でライブ配信を行い収入を得ている配信者のこと。趣味や副業の一環としてお小遣い稼ぎ感覚で始める方もいれば、本業としてしっかりと稼ぎたいという方まで、様々な背景を持つ方が活動しています。
ライバーのお仕事は、自分の特技や得意分野など個性を活かしてライブアプリ越しにパフォーマンスすること。例えば、
・雑談や視聴者とのトークをする
・歌やダンス、楽器の演奏をする
・料理する姿の生配信や、ゲーム配信
など特定のジャンルを中心としてライブ配信を行っている方が多いです。
各ライブ配信アプリの年齢制限や利用規約さえ守っていれば、ライバーとして固定のジャンルにとらわれず自由なスタイルで仕事を楽しむことが出来る上、スマホ1つで始められるのがライバーの魅力なのです。そのため、自分の得意分野を使って手軽にライブ配信をしたいという方にはうってつけの仕事でしょう。
ライバー(配信者)とYouTuberは、どちらも配信を通して視聴者とコミュニケーションを取り、収益化を目指す点では同じです。以下では、ライバー(配信者)とYoutuberはどのような違いがあるのか比較してみました。
ライバー(配信者)はリアルタイムのライブ配信の利点を活かし、視聴者とリアルタイムでやり取りができるのが特徴です。ライブ配信に訪れてくれた人からのライバーへのコメントやギフティング(投げ銭)に対し、その場ですぐにリアクションができ、双方向のコミュニケーションを楽しめます。
例えば、上のライブ配信動画ではライバー(配信者)が投げかけた質問に対して「見たい!」「ピアス持っている」などのコメントが来ています。これに対しライバー(配信者)は「何が見たい?」や「めっちゃファンの方ですね!」などリアルタイムで反応ができるため、視聴者のコメントを拾ったことから話題が広がり、ライブが盛り上がることも多いです。
YouTuberの場合、アップした配信動画へのコメントに対する返信が視聴者との主なコミュニケーションとなります。そのため、YouTubeでのライブ配信以外ではコメントに返信するまでタイムラグが生じます。その代わりじっくり内容を考え返信したり、コメント内容を次の動画に取り入れたりすることが出来ます。
YouTubeの動画を制作するには、撮影用機材や動画編集ソフト、ある程度以上のスペックがあるパソコンなどの機器類、配信内容の事前準備など計画性が必要です。特にパソコンなどの機器類は動画編集の際に大変重要な役割を果たすため、ある程度の初期費用を投資することも考えなければなりません。
また配信内容に関しても何をテーマにすれば動画を見てもらえるのかなど、事前の市場調査が必要でしょう。一方、ライバー(配信者)に必要となるものは、基本的にスマホとインターネット環境のみ。ライブ配信アプリをスマホにダウンロードしてアカウントを登録するだけなので、ライバーは初期費用も安く気軽に始められます。
YouTube上でもライブ配信は可能ですが、多くのYouTuberは撮影した動画を編集してからアップします。例えば、不要な部分をカットして動画を繋いだり、テロップやエフェクトを入れたりと専門的な動画編集の知識やスキルが必要です。一方ライバー(配信者)はリアルタイムでライブ配信をするため、動画の編集知識はやスキルはさほど必要ありません。
YouTuberの場合、主な収入源は配信動画再生による広告収入です。しかし広告収入を得るためには審査があり、一定数の登録者と動画の再生回数を増やす必要があります。またYouTubeでもライブ配信できますが、投げ銭(スパチャなど)をもらうためには、収益化条件をクリアする必要があります。
それに対し、ライバー(配信者)の主な収入源は、ライブ配信中に視聴者から贈られる『投げ銭』です。投げ銭とは、視聴者やファンがライバーに対してオンラインで送金する仕組みのこと。
ファンはアプリ内でのみ使える架空の課金アイテムを購入し、ライブ配信中に贈ります。ライバーは、投げ銭で得た利益の何割かをアプリを通じ報酬として受け取ります。
ライバーへの投げ銭には回数の上限や厳しい条件もなく、1人の視聴者がライブ配信中に何度も行うことが可能です。そのためライバーのファンが少数であっても収入を得やすく、ライバーは比較的YouTubeよりも収益化が容易と言われています。
まとめると、ライバーはYouTuberと比べて専門知識や初期投資が不要なため、気軽に配信を始められるのが利点。また収益化も容易で、ライバーの頑張り次第でライブ配信初期から報酬を得ることが出来ます。
YouTuberには登録者数1000万人越えのトップランカーがいますが、ライバーのフォロワー数は有名人の場合でも360万人ぐらいが最高と言われています。
そのため、これから参入する方でも有名になれるチャンスがまだまだあります。
YouTuberと比べて専門知識や初期投資が不要で、報酬を得るまで時間のかからないライバー(配信者)。ライバーのメリット、デメリットをもっと詳しく見ていきましょう。
ライバー(配信者)として、普段リアルではなかなか出会うことのない、たくさんの人と同時に交流できるのがライブ配信の魅力。編集された動画とは違い視聴者とリアルタイムでやり取りができるので、一緒に配信を作り、盛り上げていく楽しさがあります。ライバーのファンや応援してくれる人が増えてくると、よりライブ配信のやりがいや視聴者と交流する喜びを感じられるでしょう。
ライブ配信は、好きな時間に、好きな場所から配信できます。そのため、子育て中の主婦や学生、在宅勤務で時間が出来た会社員の方など、ライバー(配信者)としてスキマ時間を活用してライブ配信する方が増えてきています。
基本的にはオンラインでの交流のため、人と直接会う必要がなくトラブルに巻き込まれるリスクが少ない点もライバー(配信者)のメリットの1つ。自分のライフスタイルに合わせて取り組めるので、無理のない範囲で続けることが出来ます。
ライバー(配信者)として人気が出れば、イベントや広告への出演、雑誌掲載などの機会をつかめることも。
将来有名になりたい、芸能界で活躍したい、といった目標がある方にとって、最初のきっかけとしてライブ配信をすることは将来的に利点となるでしょう。ライブ配信アプリによってはイベントの出演者募集が行われていることもあるので、気になる方はこまめにチェックしてみましょう。
完全在宅で働けるライバー。スキマ時間に働けるため子育て中のママ・パパも興味を持っているのではないでしょうか。
しかし配信中に子どもが泣いてしまったり、急に熱が出て病院に行く必要があったりしたら配信を中止しなければいけない……と考えてしまい二の足を踏んでいる方も多いと思います。
結論から言うと、子育て中でもライバー活動はできます!
例えば、ライブ配信アプリ「Pococha」で活躍中の「ぉさいちゃん」さんは、シングルマザーとして子どもを育てるママ。ネイリスト兼ママライバーとして活躍中です。いつもは「みんなでワク枠」として雑談配信をしており、時には身体を張る企画もされているとか。リスナーさん同士も仲が良く、イベントの時には積極的に応援してくれるそうです。
配信も、子育てライバーとして同じママ・パパ層のリスナーをターゲットにすれば、雑談配信などでお子さんが泣き出すアクシデントがあっても、逆に「そんなこともあるよね」と共感し応援してくれるかもしれません。また子育ての情報共有の場にするなどの方法もあります。
色々な配信やコミュニケーションができるのがライバーの魅力。ぜひ興味のある方は一度挑戦してみてください。
ライバーは顔出しが必要というイメージを持たれている方がほとんどではないでしょうか?実は音声だけでも配信が出来るアプリを選べば、顔出しなしライバーとして活躍することができます。
例えば、音声配信アプリ「Spoon」では、ライブ配信とポッドキャストのように録音した音声を配信する方法とを選べます。またギフトアイテムや有料ギフトアイテムも用意されているので、投げ銭も期待できます。
また、音声配信アプリ「stand.fm」は150曲以上のBGMに合わせて音声を配信できます。収益化も可能で、メンバーシップ機能も設けられているので、クリエイターエコノミー(視聴者のファン化)や安定的に収益を得たい方には選択肢の1つとなるでしょう。
その他、「VTuber(バーチャル YouTuber)」も自身のアバターを作成して配信することができます。
ご自身に合った方法で、ライブ配信にぜひチャレンジしてみてください。
ライバー(配信者)は基本的に顔を映して活動します。そのため、ライブ配信映像やちょっとした発言から自宅や学校など個人情報を特定される可能性もゼロではありません。ライブ配信は編集ができないため、『うっかり口をすべらせた』ということがないよう、注意する必要があります。特に自宅からライブ配信する場合は、個人情報がわかりそうなものは画面に映らないようにして、カーテンを閉めるなど背景にも気をつけましょう。
YouTuberと同様ライバーも人気商売のため、収入はライバーによって大きく幅があります。ライブ配信自体は簡単に始められますが、ライバーとして安定的に稼げるようになるためには、ライブ配信を継続してファンを増やしていくことが必要です。
ファンを増やすためには他のライバーを研究したり、どういうライブ配信が効果的か企画を考えたりと、ファンに楽しんでもらう方法を積極的に学ぶ姿勢が大切になってきます。まずはライバーとして副業から始めてみて、軌道にのったらライバーを本業にするというのも1つの方法です。
ライバー向け稼げるライブ配信アプリおすすめ8選&還元率を比較
使用するライブ配信アプリにもよりますが、長時間ライブ配信をしていたり、頻繁にライブ配信をしていたりするライバーをアプリ内で優先的に表示する傾向が見られます。しっかりと稼ぎたい、ライバーとして有名になりたいといった目標がある方は、ある程度の時間を確保して配信回数や1度のライブ配信時間を増やしていく必要があります。
ライバーは、ファンと交流を楽しめる上に時間に融通が効き、有名になりたい人の第一歩として効果的である一方、思ったように収益化に繋がらない、身バレの可能性やライブ配信時間の確保が必要など、人気ライバーになるためには自衛と相当の努力が必要だと分かりました。では、ライバーに向いている人とはどのような人なのでしょうか?
ライブ配信はYouTubeなどの一方的な配信と異なり、視聴者との交流をリアルタイムで楽しむ、双方向のコミュニケーションであることが特徴です。ライブ配信を通じてライバーはたくさんの人と交流するため、どんな人とも仲良くなれるコミュニケーション力が求められます。
視聴者と共通点を見つけてライブ配信を盛り上げる、リピーターを覚えて声をかけるといった、視聴者目線に立った気配りも重要です。また、ライブ配信中に予期せぬ質問やコメントが来る、予想外のトラブルが起きるといった可能性も十分に考えられます。何か起こった時にも落ち着いて、臨機応変に対応できるライバーとしてのスキルを身につけている人が向いているでしょう。
料理や楽器、ダンス、メイクやファッションなど、得意分野を絞ってライブ配信することで、訪問者に自分のことを印象付けて固定ファンを獲得しやすくなります。雑談系ライバーでいくのであれば、自分の性格やキャラクターを活かして配信していける人がライバーに向いていると言えるでしょう。
これといった特技がなくても、自分の好きを活かすことで他のライバーとの差別化が可能です。例えば、お取り寄せグルメが好きで詳しい、旅行が好きで街歩きに詳しい、など趣味をライブ配信に活かすのでも問題ありません。自分のオリジナルな部分をきちんと理解しておくことで、ライブ配信内容にぐっと面白みが出てファン獲得に繋がります。
ライブ配信を始めて、短期間ですぐに多くのファンを獲得するのは難しいもの。人気ライバーになるためには、定期的にライブ配信をしてワクワクを提供していくことが必須です。
ライブ配信業界は華やかな世界に見えますが、人気ライバーは見えないところで、積極的に他の人気ライバーの配信を見てみたり、公式ライバーならマネージャーや事務所に相談してみたりと、日々ファンに楽しんでもらうための方法を研究しています。視聴者が何を求めているかを見極めて、継続的にライブ配信することが大切です。
ライバーに向いているのは、社交的・臨機応変な対応が出来る、得意分野がある、向上心を持っている、などファンのニーズを掴みつつ、上手く交流出来るよう努力する人ということが分かりました。それでは反対にライバーに向いていない人の特徴はあるのでしょうか?
ライブ配信を始めたからといって、すぐに人気ライバーのように月収50万、100万と稼げるようにはなりません。ライブ配信を始めてから数か月は、視聴者も数える程しか訪れないということもあるでしょうし、ギフトがゼロの日も考えられます。人気ライバーになるためには、まず視聴者を増やすために、定期的かつ継続的、そしてある程度長時間のライブ配信をしていくことが大切です。
ある程度のライブ配信時間を確保することで、新規やリピーター1人1人の視聴者に声をかけたり、視聴者が反応しやすい話題を振ってコミュニケーションを取ったり出来ます。そして、定期的かつ継続的にライブ配信をすることで、また見たいと思ったライバーがいつライブ配信をしているのか覚えやすくなり、また来てくれる確率が上がります。
特にライバーのランク制度があるところでは、視聴者の増加具合や投げ銭の獲得度合いがランキングに関係するため、人気ライバーを目指すためには視聴者が来てくれるライブ配信を行うことが必要不可欠でしょう。
『楽に稼げそうだからライバーになろう』と思っている人は、定期的なライブ配信や視聴者とのコミュニケーションに想像以上の時間と労力を必要とされて、ライバーの道を途中で挫折してしまうこともあるでしょう。
ライブ配信者は、視聴者や他のライバーとの関係、完全成果報酬型の給与体系、継続的なライブ配信、月刊やイベント時のランキング争いなど、常に様々なストレスにさらされます。例えば、ライブ配信でたくさんの視聴者がいらっしゃいます。その中で時には予期せぬ質問やコメントが来たり、予想外のトラブルが起きるといったことも考えられます。
また、ライブ配信するライブアプリや事務所によってはライバーへの投げ銭を視聴者から貰わなければ給料が発生しないこともあります。投げ銭を得るためには、視聴者が楽しんでライブ配信に参加できる環境を作ったり、積極的なコミュニケーションを取ったりなど気を遣う場面も出てくるでしょう。
そのような状況を楽しめずストレスを感じてしまう時は、好きな物を食べる、友人と会話する、日常生活ではライブのことを考えないようにしてみるなど、自分と相談しながら対策をすることが必要です。もしストレスを溜めたままだと、ライバーとしてライブ配信を苦痛に感じて続けることが辛くなってしまいます。
そのため、ストレスコントロールが苦手な人は、ライバーには不向きと言えるでしょう。
ライブ配信をする際は、料理や楽器、ダンス、メイクやファッションなど、自分の得意分野に絞ってライブ配信することで、固定ファンを獲得しやすくなります。ライバーとしてライブ配信したい興味や特技、専門分野がなければ、固定ファンを獲得するのが難しくなるでしょう。
ライブ配信の楽しみは、ライバーと視聴者とのコミュニケーションにあります。特定の興味や好き!があった方が、視聴者との会話も盛り上がってリピーターも増えやすくなることは否めません。
ですが、最近は視聴者ととりとめのない話をする雑談系ライバーや、悩み相談を聞く相談系ライバーもいますので、ライブ配信で人気が出ない訳ではありません。
ただし、これらのライバーは社交的で臨機応変な対応が出来る方が多いため、差別化に悩むことになるかもしれません。ライブ配信を始める際は、何に主軸を置いて配信をするか、ある程度決めていた方がやりやすいかもしれませんね。
ライバーの収入源でまず思い浮かぶのは、ギフトやアイテム等の『投げ銭』ではないでしょうか?実はそれ以外にもイベントに出演したり、企業とタイアップしたりなど色々な収入源があります。具体的にどのようなものがあるか見ていきましょう。
ライバーの主な収入源となるのが、視聴者がライバーに対して行う『投げ銭』です。視聴者がアプリ内で課金をしてギフトやアイテムを購入し、ライブ配信中にライバーに贈ることを投げ銭と呼びます。現金や物品が直接贈られるのではなく、アプリ内でのみ使用できる架空のアイテムとして贈られるものを、ライバーは報酬としてアプリを通じて受け取ります。
投げ銭は得られた分だけ報酬がアップする、いわゆる「成果報酬型」で、投げ銭で得た金額の何割かがライバーの報酬となります。報酬となる割合はライブ配信アプリの規定やライバーのランクなどによって異なり、10%台〜60%ほどとかなり差があるようです。
なお、視聴者にとっては投げ銭をすると画面上にエフェクトが現れるため、投げ銭をすることでライブ配信を盛り上げたり、ライバーに注目してもらったりする効果もあります。
ライブ配信アプリやライバーが所属する事務所によっては、時給制を導入している場合もあります。稼働した分だけ確実に報酬が欲しいという方は、時給型のライブ配信アプリやライバーが所属する事務所を選択するのも1つの方法です。
ただし、時給は数十円〜数千円と大きく幅があり、アプリや事務所が定めるライバーのランクや人気度・知名度などによって変わってきます。成果報酬型と同様、稼ぐためには相応の努力が求められるでしょう。
インフルエンサーやYouTuberのように、人気や知名度の高いライバーになれば、企業から案件を依頼される場合もあります。主な役割は、ライブ配信内で企業の製品やサービスを紹介して、知名度の向上や購入につなげること。案件にもよりますが、ライバーとして1案件につき数十万円〜数百万円の報酬と言われています。
知名度の高いライバーは、インスタグラマーやユーチューバート同じでインフルエンサーのひとつ。
SNSで情報を収集する現代では、企業のターゲットに合致したインフルエンサーに自社の商品をPRしてもらい、知名度を高める「インフルエンサーマーケティング」を、戦略として取り入れている、または取り入れたい企業が増えています。
そのため、今後ライバーのようなインフルエンサーへの企業案件は増加していくでしょう。
知っていた?インフルエンサーマーケティング!人気ライバー界の出身は○○だった
各社の提供するライブ配信アプリでは、さまざまなイベントを開催しています。例えば、獲得したギフト数やアイテム数によって順位を決めて、入賞者に賞金や賞品が贈られるイベントや、雑誌やCMなどに出演できる権利をかけたイベントなどもあります。
誰でもチャレンジできるイベントもあれば、参加対象が限定されるイベントもあるので確認のうえエントリーしていきましょう。
これからライバーになりたい方が気になるのは、やはり収入面でしょう。ライバーの収入は、ライブ配信アプリや事務所の基準の他、投げ銭の数などの合算により集計されるため、人によって大きく異なります。
ライバーの収入について詳しく知りたい方は、以下のコラムをご参照ください。
ライバーってどれくらい稼げるの?初心者ライバーからトップライバーまで徹底解説
ライバーの中でも人によって収入に大きな差があることが分かりました。それでは、「初心者ライバー」や「ミドルライバー」が収入を増やすためには、どのようなコツがあるのでしょうか?
1.毎日ライブ配信をする・継続する
ライバーが収入を増やすには、たくさんのライバーの中から自分の存在を知ってもらい、ファンやリピーターを増やすことが絶対条件です。そのためには、配信頻度が多いほど視聴者の目に留まりやすくなるため、定期的に配信することと、配信を継続していくことが欠かせません。ライバーとして稼ぎたい、収入を上げたい方は、毎日でもライブ配信を行った方がよいでしょう。
『毎日●●時にライブ配信する』など、時間を決めて配信すると『この時間に行けばあの人がライブ配信をやっている』と覚えてもらいやすくなります。時間に余裕があれば、1日に複数回ライブを配信するのも方法のひとつです。
ライブ配信を継続することで『このライバーは頑張っている』という印象を与えることも出来るため、視聴者のライバーを『応援したい』という気持ちを感化させるキッカケにもなります。
2. 個性を活かしたオリジナリティのあるライブ配信をする
ライブ配信の人気が高まりつつある今、ライバーの数も増えてきています。視聴者の印象に残り、もう一度ライブ配信を見たいと思ってもらうためには、他のライバーと差別化されたオリジナリティが必要です。
自分の得意分野や個性を活かし、ライバーとしてお笑いネタや音楽、手品、料理など得意分野に絞ってライブ配信するのもおすすめ。『●●ライバー』といった肩書きをつけることで、視聴者からも覚えてもらいやすくなります。
また、他のライバーとかぶらないニッチな内容を攻めるのも方法のひとつです。ニッチすぎる内容だと視聴者自体が少なくなる恐れはありますが、ハマる視聴者が出てくれば、コアファンとしてリピートしてくれる可能性が高まります。いずれにしても、ライブ配信を盛り上げたり、継続したりするためには、自分自身が楽しめる内容であることが肝心です。
3.積極的にコミュニケーションをとる
ライブ配信はライバーと視聴者とのコミュニケーションのためのツールです。そのため稼げるライバーはコミュニケーション能力に長けています。視聴者からもらったコメントにお礼を言ったり、相槌を打ったり、そのコメントから話を広げたりと、視聴者を楽しませる工夫を取り入れ、ライブ配信を盛り上げましょう。
自分の話ばかりではなく、ライバーとして視聴者の声に耳を傾けて一緒に楽しんだり、一緒にライブ配信をつくることを意識したりすると、自然とライブ配信が盛り上がります。
リピーターだけでなく、ライバーとして初めて訪れた視聴者にも積極的に声をかけてコミュニケーションを取ることを忘れないようにしましょう。そうすれば初めて訪れた視聴者の中から、またリピーターが生まれるという好循環が出来るはずです。
4.イベントに参加する
アプリで開催されるイベントに参加するのも、ライバーの収入を上げる方法のひとつです。イベントは多くの視聴者も注目しているので認知度が上がり、新たなファンの獲得につながります。
また、『このイベントに参加して入賞を目指します』など自分のライブ配信で宣言しておくのもおすすめ。ファンは自分の応援しているライバーの手助けをしたいと思ってくれている事も多く、既存のファンがいつも以上に応援してくれるケースもよく見られます。
5.ライブ配信環境に気を配る
ライブ配信中に映像が止まってしまったり声が飛んでしまったりすると、視聴者はストレスを感じ、離脱につながります。インターネット環境は事前に整え、問題がないか確認しておきましょう。
また、ライブ配信中の手ブレを防ぐため、スマホスタンドを用意するのもおすすめです。照明を用意すれば、肌がきれいに見えたり、画面全体が明るくなって印象がよくなったりと、さまざまなメリットが得られます。いずれも手頃な価格で揃うので、用意しておいて損はありません。
6.自分に合ったライブ配信アプリを選ぶ
大手のライブ配信アプリはユーザーが多く、ライバーとして視聴者を獲得しやすい傾向にあります。しかし、その分だけライバーの数自体も多く、クオリティの高いライブ配信を行うライバーもたくさん存在しています。
新しいライブ配信アプリは大手に比べユーザー数自体は少なくなりますが、ライバー自体の数も少ない点がメリットです。注目を集めやすいという意味では、比較的新しいアプリを活用するのも1つの手です。
また、ライブ配信アプリによって特徴や使い勝手が異なり、中にはパソコンに対応しているライブ配信アプリもあります。ライバーとして自分にはどのライブ配信アプリが合っているのか、さまざまなアプリにユーザー登録し、比較してみるのもおすすめです。
ジャンル・特徴別!初心者ライバーに優しいおすすめのライブ配信アプリ
人気トップライバーは先述した通り年収5,000万円〜1億円を超える方もいます。その方たちに共通する特徴はなんでしょうか?
ライブ配信中に話のネタが無くなり、沈黙が続くということは初心者ライバーにありがちなこと。
ライブ配信はリアルタイムで視聴者と繋がっているため、沈黙が続くと視聴者の離脱の可能性が高まります。
人気トップライバーはこのような状況にならないために、ライブ配信前にいくつかのネタをリストアップするなど、ライブ配信をスムーズに進行させるために準備をしています。この下準備をすることで、視聴者を飽きさせずファンの流出を防ぐことが出来ます。
ライブ配信は視聴者との相互コミュニケーションで成り立っています。そのため、ライブ配信中は画面越しに視聴者がいるという点を忘れないようにしましょう。なぜなら、例えライバー1人が盛り上がっても、視聴者を楽しませることが出来なければ視聴者の獲得に繋がりません。
逆に視聴者がワクワクする、楽しめる体験を確実に提供することで、『このライバーは面白いからまた見に来よう』と思ってもらうことが出来るからです。
自分の存在を多くの人に知ってもらいライブ配信を見に来てもらう、その導線を作るためにはTwitterやInstagramなどのSNSでライブ配信を宣伝・告知することも欠かせません。ライブ配信内で視聴者に呼びかけるなどで、投稿を拡散してもらうと、思った以上に大きな宣伝効果が得られることもあるでしょう。
ここまで読んでくださった方は少なからずライバーという仕事に興味を持たれていると思います。これまでライバーは何をするのか、どのような人が向いているか、収入源は何かなどライバーという仕事を詳しく見てきましたが、ではライバーにはどうやってなるのでしょうか?
基本的にはスマホとインターネット環境があればOKです。スマホにライブ配信アプリをダウンロードし、アカウントを作成すれば、どなたでも気軽にライバーデビューできます。ただし、ライバーとして登録するには、18歳以上と年齢制限を設けているアプリが多いようです。年齢条件さえ満たしていれば、性別や学歴、職歴などは関係なく、ライバーとして活動することが出来るのです。
ライバー事務所に所属するのも、ライバーになる方法のひとつ。近年のライブ配信市場の拡大に伴い、ライバーをマネジメントする事務所も増えてきています。
事務所に所属せず個人で活動するライバーを「フリーライバー」や「一般ライバー」と呼ぶのに対し、ライバー事務所に所属するライバーは「公式ライバー」「事務所ライバー」「認証ライバー」「専属ライバー」などと呼ばれています。
フリーライバーも公式ライバーもアプリを通じてライブ配信する点は同じです。各事務所によって異なりますが、ライバー事務所に所属するメリットには、主に次のものがあげられます。
1.マネージャーや教育係がつき、ライブ配信の悩み相談やコツなど稼ぐためのテクニックやノウハウをレクチャーしてくれる。
2.撮影機材や撮影場所を提供してくれる。
3.アンチや出会い目的のファン、トラブルなどに対処してくれる。
4.公式ライバーのみが参加できる公式イベントに出演できる。
事務所に所属する公式ライバーになるには、ライバー事務所のWebサイトやSNSからエントリーし、合格することが条件となります。SNSで活躍するインフルエンサーや音楽シーンで活躍しているミュージシャンの方などであれば、SNSのDMからスカウトが届くケースもあるでしょう。
ライバーの事務所によって報酬体系やサポート態勢などが異なるほか、事務所指定のライブ配信アプリがある場合やノルマがあることも。所属を考えている方は、面接の際にしっかりと詳細を確認しておきましょう。
ライバーへの登録も完了し、いよいよライブ配信をスタートさせる時、特に注意すべきことを5つご紹介します。余計なトラブルに巻き込まれないように一度確認しておきましょう。
1.配信アプリの禁止事項の確認
配信アプリによっては、ライブ配信中に禁止されている事項があります。例えば、「pococha(ポコチャ)」では『カラオケ音源やCDの使用』、『ライブ配信中の喫煙』、『過度な露出』などが禁止されています。
その中でも引っ掛かりやすいのが『過度な露出』です。プールや海のようなあきらかな水辺では問題ありませんが、自宅で水着を着るとアカウントの規制がかかり、BAN対象となります。
またオフショルダーのような服装でのライブ配信でも、画面に洋服の部分が映っていないとBAN対象とされることがありますのでお気を付けください。他のライブ配信アプリでもこのような禁止事項がありますので、ライブ配信前には必ず一度確認することをおすすめします。
2.発言
ライブ配信をする際は、いつも以上に発言に注意が必要です。ライバーが発する言葉で誰かを傷つける発言をしたり、不用意に自宅の場所などを話してしまうと、クレームやストーカーなどのトラブルになる可能性があります。結果的に視聴者やファンからの信頼を損なう恐れがありますので、『これを言ったら誰かが傷つかないか』など一度自分の中で確認してから発言する癖をつけましょう。
3.誹謗中傷やストーカーに対しては冷静に対処する
ライブ配信では、不適切な発言をする視聴者も時たま訪れます。そのような場合は挑発に乗ったり、傷つける発言をしたりするのではなく、反応しないようにしましょう。反応してしまうと、ヒートアップしてさらなる嫌がらせをされかねません。それでも収まらない時は、運営に通報して判断を委ねましょう。
4.寝落ち
ライブ配信でやってしまいがちなのが寝落ち。
しかし、配信中に寝落ちをしてしまうと、視聴者とのコミュニケーションを取っていないとの理由から注意を受ける配信アプリもあります。また視聴者視点でも、自分との交流の最中に寝落ちをされてしまったら気分が悪いですよね。視聴者離れに繋がりかねませんので、アラームをかけるなどをして時間のコントロールはしっかりとしましょう。
5.ライブ配信場所
自分のライブ配信には基本的に他の人が映らないようにしましょう。そのため基本的には自宅でのライブ配信がおすすめです。なぜなら、視聴者の中には画面録画などをしている方もいらっしゃるため、自分以外が映ってしまうと不用意な個人情報の流出になりかねません。最悪の場合賠償責任にも発展しかねないため、屋外で配信する時は十分ご注意ください。
ライバーになるためには、事務所に所属することもおすすめです。ここでは代表的な事務所を挙げましたので、ご自身に合う事務所を探してみてください。ただし「ライバー募集」などスカウトメールが送られてくることもあります。ライバー事務所を選びたい、検討したいというときは、注意点もしっかりと把握しておきましょう。
以下、ライバー事務所所属のメリットやサポート内容だけではなく、自分に合った最適な事務所を選ぶ参考として紹介します。
【ライバー事務所選びの知識】知っておくべき注意点と確認すべきポイント
Nextwave
株式会社VIAが運営するビゴライブ公式の事務所で、他多数のライブ配信アプリと提携しています。ライバーごとに専属マネージャーがつき、在籍ライバーは約8,000名。トップライバーを毎月約50名輩出する国内最大級のライバー事務所です。
月収100万円以上のトップライバーも多数所属しており、トップライバーの平均報酬額は80万円。稼働ライバーの平均支払い金額は20万円とされ、新人向けイベントの1位獲得回数も100回以上という実績があります。さまざまなサポートが用意され、1点からでもグッズ制作が可能という点も特徴的です。
また、インフルエンサーマーケティングも手がけており、インフルエンサー案件や広告案件、モデル案件、音楽ライブ案件なども取り扱っています。
▼Nextwave公式サイト :https://nextwave-official.com/
LIVESTAR
株式会社LIVESTARが運営するライバー事務所で、東証一部上場企業であるavex(エイベックス)のグループ企業です。所属ライバー実績は3,000名以上。
エイベックス・グループとしてのタレントマネジメントのノウハウがあり、過去数千名のライバーマネジメント実績から、ライバーサポートに強みがあります。ファンイベントや事務所イベントも実施しており、幅広いフィールドでの活躍が可能です。
ファンからのプレゼントなど郵送物の対応、住所提供、税務サポート、オリジナルグッズの制作・販売対応など、サポートも充実しています。
▼LIVESTAR公式サイト:https://avex.jp/livestar/
321Inc
株式会社321が運営するライバー事務所で、有名ライバーのゆうこす(管本裕子)さんが設立。所属ライバーは約3,000名となっています。ライバー1人1人にマネージャーがつき、活動をサポート。
事務所に所属すると報酬に対してマージン(手数料)が発生するのが一般的ですが、使用するライブ配信アプリによってはマージンが不要。事務所に所属しながらフリーライバーと同等の還元率で働くことが可能です。
CM出演権獲得イベントやリアルイベントなど、321ライバーだけが参加できるオリジナルイベントも定期的に開催。人気ライバーになれば、雑誌掲載や楽曲提供を受けられる可能性もあります。
▼321Inc公式サイト:https://321.inc/
アルファ
株式会社Bcodeが運営するライバー事務所で、ライブ配信アプリPococha(ポコチャ)に対応しています。所属ライバーは累計2,000名以上。1年継続平均の収入実績は約40万円、月収100万円以上のトップライバーも所属しています。これまでのノウハウを活かした独自の育成プログラムがあり、それを使用しライバーの成長をサポートしています。
またマネージャーの採用率は1.5%と、マネージャーの質にもこだわっています。独自のライブ配信分析ツールを提供してくれるので、自分のライブ配信を振り返り、次のライブ配信に向けた分析も可能です。月間50名限定で、初月10万円の報酬保証キャンペーンも実施(2022年9月現在・条件あり)。給料の前払いにも対応しているので、いざという時にも安心です。
▼アルファ公式サイト:https://alpha-liver.com/
DAG
Pococha(ポコチャ)と17LIVE(イチナナ)の公認ライバー事務所。Pocochaの各種成績ランキング上位に、年単位でDAG所属ライバーが多数ランクインしています。現役トップライバーが教育担当として活動をバックアップしてくれるのも特徴。長く楽しく配信を続けられるノウハウをレクチャーします。
また、各地にDAGが提供するラジオ番組を持っているため、所属ライバーがMCとして活躍することも可能。CMやイベント、雑誌など、幅広いフィールドでの活躍を目指します。
機材サポートや税務サポートなどの他、最大18万円補償や毎日活動によるボーナス、前借り可能など、補償制度も充実(Pococha限定・条件あり)。顧問弁護士がついているため、万が一のトラブルにも対応してもらえます。
▼DAG公式サイト:https://daglive.com/
ライバージャパン(LIVER JAPAN)
ライバージャパンは17LIVE公式事務所。所属ライバーは10,000人以上。完全無料・充実のサポート体制があり、17LIVEからゴールドパートナー(全エージェントから3社のみ)にも認定されていいます。「人を育てる」ことに重点をおき、”スマホ”で稼ぐ方を応援しています。
「ライブ配信を通じて、豊かな自由人を生み出し続けること」を理念とし活動しており、自宅で稼ぎたい、副業収入を得たい、インフルエンサーになりたい等、ライブ配信を通して夢を叶えたい方をサポート・応援しています。
▼ライバージャパン公式サイト:https://liverjapan.com/
自分の個性を活かしながら働き、ライバーとして視聴者とコミュニケーションを楽しめ、スマホとネット環境さえあれば気軽に始められるのがライバーの魅力。
人気ライバーになるためには、定期的なライブ配信を行ったり、配信内容を工夫したりと努力が必要ですが、チャレンジする価値は大いにある職業ではないでしょうか。
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