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ギフティング型ライブコマースをご存じでしょうか?
実はこのギフティング型ライブコマース、中には1日で1億円以上稼げる事もある、なんて話もあるほど、今大注目の新ビジネスです。
そんなギフティング型ライブコマースについて、そもそもどんなものなのか?どうやって始めたら良いのか?を紹介していきます。
ライブコマースとはオンラインショッピングの新たな形として数年前から登場した販売方法。
「双方向コミュニケーションが可能なテレビショッピング」といったイメージで、視聴者はライブ配信中に質問などをリアルタイムで挟みながら買い物が楽しむことができます。
また、基本的にスマホとアプリさえあれば購入も簡単な操作でスムーズに行うことが出来るため、老若男女を問わず多くの人に利用されており、企業にとって必要不可欠なツールとなりつつあります。
ギフティングとは視聴者が配信者に対して投げ銭を行う事が出来る機能を備えた配信サービスのこと。
路上パフォーマーが箱を置いて「面白かったらお金を入れてください」という仕組みと同じです。
好きなタレントや面白い配信に対してオンライン上で投げ銭を行うという行為は広く定着しており、現在のライブ配信ブームのきっかけになった存在でもあります。
投げ銭の感覚に近いもので、ライブコマース中の実演販売が上手だったり、視聴者のコメントに丁寧に回答したりすると、ギフティングされる可能性が高まります。
商品の売り上げにプラスして、ギフティングも意識しながらライブ配信に取り組むことで、より収益を上げることも可能です。
ギフティング型のライブコマースのメリットは自由度が高いことです。
通常のライブコマースでは配信の中で物販を行う場合がほとんどですが、ギフティング型ライブコマースでは物を販売するということに捕われる必要がありません。
例えば商品があまり売れなかったり、赤字商品だとしても投げ銭で収益を上げることが出来ますし、さらに言うならば物を販売する必要もありません。
歌やダンスなどのパフォーマンス、英会話の授業などあらゆるサービスを販売できるからです。
中には視聴者との雑談だけで投げ銭を集めている配信者がいたりと、配信内容は本当に様々なものがあります。また、専用のアプリを使用すればすぐにでも配信を始められるという手軽さも相まって学生から社会人まで多くの人が副業として行っています。
多くの人が副業として始めているギフティング型ライブコマースには“ライバー”と呼ばれるプロの配信者も存在します。
多くのライバーは得意な分野を活かして副業として配信を始めてみた結果大成功しプロのなったという経緯の方も多いようです。
視聴者からの投げ銭は1回数百円というのが相場ですが、中には数万円の投げ銭を1配信内に何度も受け取る人気ライバーも存在しています。
ギフティング型ライブコマース配信が可能なアプリは既に様々なものが出ています。
ここではそれぞれのアプリの背景を踏まえつつ、各アプリの特徴をお伝えしたいと思います。それではさっそく見ていきましょう!
普段から使用しているSNSアカウントを使ったギフティング型ライブコマースを行うことも可能です。
Instagram内のインスタライブを使用することでギフティング型ライブコマースを行う事が出来ます。
投げ銭を受け取るためには、18歳以上であること、クリエイターアカウントまたはビジネスアカウントを使用していること、パートナー収益化ポリシーに準拠していること、の3つの条件を満たす必要があります。
行ったライブ配信はその後24時間限定で見返すことが出来ます。
関連コラム:Instagramを活用したライブコマース
TikTok ライブ内で投げ銭を受け取ることが出来ます。
受け取った投げ銭はPayPalを経由して日本円に換金する仕組み。
TikTokライブの配信は16歳以上の配信者なら行う事が出来るとされていますが、投げ銭を行えるのは20歳以上の視聴者と定められています。
関連コラム: 【2022年最新】注目のTikTokライブコマースのやり方から人気の理由を徹底解説
SNSでの配信はもともとのフォロワー数に視聴者数が大きく左右されてしまう傾向があります。
対して専用アプリには比較的、新規視聴者を集めやすいというメリットがあります。SNS・専用アプリ、更にそれぞれのアプリのメリットを比較し、合ったものを使用することで狙った効果が得られやすいです。
17LIVEは、台湾に本社を置く「M17 Entertainment」が運営するライブ配信サービス。
ギフティング型ライブコマースのアプリの中では最も有名です。
最初は一般的なSNSとして利用されていましたが、スマートフォンを使ったライブ配信に特化したアプリとしてリニューアルされ大ヒットしました。
4500万人以上のユーザーが存在し、アジアを中心に世界各国で人気があります。
配信者は視聴者に満足してもらえるような配信を実施することで、収益を得られる仕組みになっています。
17LIVEは、”誰もが何かのアーティスト”というコンセプトで運営されており、誰でも簡単にライブコマースを実施できるプラットフォームになっています。
ライブ配信に特化した機能が充実しているため、多くのライバーや視聴者から支持されるようになりました。
SHOWROOMは、東京都に本社を置く「SHOWROOM株式会社」が運営するライブ配信サービスです。
代表取締役社長を務める前田裕二さんは様々なメディアに出演しているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
“仮想ライブ空間”をキャッチコピーとして運営されており、最初はアイドルやタレントがライブ配信して視聴者とコミュニケーションを楽しむWebサイトとしてサービスが開始されました。
視聴者の姿が配信画面上にアバターで可視化されているのが特徴的で、配信者はどれくらいの人が配信を見ているかリアルタイムで確認できます。
視聴者は配信者に対してギフティングすることで配信を盛り上げることができ、ギフトアイテムには無料のものと有料のものがあります。
ライブ配信を見る際には、会員登録やログインが不要であり、コメントしたりギフティングしたりするためには無料会員登録が必要です。
月額課金などの有料会員システムはなく、配信者は無料でライブコマースを実施できます。
ツイキャスは、東京都に本社を置く「モイ株式会社」が運営するライブ配信サービスです。
スマートフォンやPCなどから気軽にライブコマースを実施できるもので、多くの企業に利用されています。
動画の画質にはあまりこだわらず、とにかく気軽にライブ配信できることに特化しています。
ライブコマース機能が充実しており、ライブチケットやグッズから、音源やイラストなどのデジタルコンテンツまで幅広く販売できます。
視聴者は配信者に対してアイテムを送ることで、直接ギフティングできます。
アイテムの種類は様々で、拍手やクラッカーなどの手軽に投げられるものや、ポイントを多く消費するデコフレームなどがあります。
中でも”お茶”と呼ばれるアイテムは、収益の還元率が70%と高くなっています。
視聴者のリクエストに答えながらライブコマースを行い、”お茶”をギフティングしてもらうことで、多くの収益を獲得できます。
ちなみに名前が似ていますが、Twitterとは関連がありません。
Pocochaは、東京都に本社を置く「株式会社ディー・エヌ・エー」が運営するライブ配信サービス。
“Live Link Life~今この瞬間を、いつまでも。”をコンセプトに、配信者と視聴者の繋がりや、そこから生まれる喜びを大切にしながらライブ配信の場を提供しています。
視聴者からの投げ銭だけでなく、配信に対する報酬を運営から受け取れる仕組みがあるのが特徴的です。
報酬はダイヤと呼ばれるもので、1ダイヤ=1円の価値があり、5000円以上で現金に換えられます。
ミクチャは、東京都に本社を置く「株式会社DONUTS」が運営するライブ配信サービスです。
10代の女性に大人気のため、若い女性向けの商品を販売したい人には最適と言えます。
ライブ配信機能が充実していますが、投げ銭を得るには公認ライバーになる必要があります。
誰でも簡単にスマートフォン1台でライブコマースが実施できるため、個人で配信する人にもおすすめです。
Mirattivは、東京都に本社を置く「株式会社ミラティブ」運営するライブ配信サービスです。
配信中に視聴者からの投げ銭で収益を得ることができ、ギフティングのアイテムは”オーブ”と呼ばれています。
オーブは現金に換えることが可能で、視聴者が満足するようなライブ配信を実施すれば獲得できます。
ライブコマースで商品を販売しながら、追加報酬を得られるためおすすめです。
LIVEBUYとはLINEアプリでライブ配信を見ながら商品を1タップで購入できるLIVEコマースサービスです。
LINE Payと連携することでスムーズに決済可能で、ライブ中すぐにお気に入りの商品を購入することができます。
関連コラム:【LINEでライブコマースを始める方法】LIVEBUYの機能や特徴について解説
YouTube は10代・20代から絶大な支持を集める動画プラットフォーム。詳細な説明は不要でしょう。
近年ではYouTuberと呼ばれる動画配信者をテレビでも見かけることが多くなりました。
そんなYouTubeのライブ配信では、視聴者は投げ銭をすることで、チャットストリーム内の自分のメッセージを目立たせることができます。
その為、多くの投げ銭は配信者へのメッセージと共に贈られています。
関連コラム:Youtubeでライブコマースできるって知っていますか?利用経験数も1割強!?
東京都に会社を置く「株式会社A Inc.」の運営する配信サービス。
ふわっちのライブ配信は、他のプラットフォームよりもプロではない配信者の投稿が多く、雑談など緩い雰囲気の動画がほとんどです。
20代〜40代と幅広い年齢層のユーザーが視聴しています。
CHANCE!は東京都に本社を置く「シナジーゲート株式会社」が運営するライブ配信サービス。
CHANCE!で買い物をすると購入者にはチャンスポイントが加算されます。
チャンスポイントは商品の購入の際にも使えるほか、ライブ配信の投げ銭としても使用可能。
チャンスポイントの加算率は配信者が決定でき、投げ銭が追加報酬に繋がるため配信者にとって利益を上げやすい仕組みと言えます。
また、直感的に操作できるようなわかりやすい画面構成も魅力です。
関連コラム:CHANCE!を使った配信マニュアル その1 【スケジュール編】
副業としてのギフティング型ライブコマースを検討している方の中には、素顔を晒すことに抵抗を覚える方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために音声のみのライブ配信が可能なアプリを集めてみました。
Spoon(スプーン)は、韓国で人気の音声配信アプリ。
世界の月間アクティブユーザー数は220万人以上と言われています。
生配信だけでなく、録音配信機能を備えていることも大きな特徴です。
Radio Talkは、「自分のラジオ番組が作れる」というテーマを持つ配信アプリ。
配信が簡単な反面、投げ銭を受け取るためには一定の再生時間や視聴者数に達する必要があります。
HAKUNAは2019年7月に日本でリリースが開始されたばかりのアプリ。
海外では以前からリリースされており、世界のユーザー数は約350万人以上と言われています。
HAKUNAはゲストライブ配信機能というものを備えており、複数人での会話を配信できるという特徴があります。
Live Meは、アメリカ発のライブ配信アプリ。
日本人ユーザーは少なめなものの、海外ユーザーが非常に多いという特徴があります。
素顔を隠しての配信にはアバターを用意するという方法もあります。
通常、バーチャルYouTuberのように滑らかな動きのオリジナルアバターを制作するには、多額のコストがかかってしまいますが、以下のアプリを使用すれば無料でアバター配信を行うことができます。
ピカピカは中国発のスマホ1台でバーチャル配信ができるアプリ。
同じ趣味の人が集まるサークル機能を備えていたりと、SNS的な側面が強いという特徴があります。
また、投げ銭だけでなく、有料配信といった収益化も可能です。
IRIAMはイラストをアップすると自動で配信者に合わせて動くアバターを制作できる配信アプリ。
製作されるアバターは他のアプリと比較しても格段に高クオリティなものとなっています。
以上、この記事では、ライブコマースにおけるギフティング型のアプリについて解説いたしました。
ギフティング型のアプリを利用すれば、商品の売り上げだけでなく、投げ銭によってより多くの収益を獲得できます。
ぜひ、自身に合った配信プラットフォームを探して、チャレンジしてみてください。
更にギフティングについて詳しく知りたい方はこちらの関連コラムも合わせてご覧ください。
関連コラム:ギフティングをする心理~その理由と魅力~
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